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2024.05.28

現代社会学科・佐藤秀樹准教授が谷津干潟で現代社会・フィールド研修を実施

2024年5月26日(日)に、社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授が千葉県習志野市の谷津干潟で「現代社会・フィールド研修」を実施し、9人の学生が参加しました。

谷津干潟は国指定鳥獣保護区で、ラムサール条約に登録されている貴重な湿地です。午前中は、谷津干潟自然観察センターの永井祐紀副センター長による講義で、同干潟の自然環境や歴史的変遷を学びました。続いて、学生たちは双眼鏡で野鳥を観察し、その種類や生態について理解を深めました。

午後は干潟に入り、生き物を直接観察。ホンビノスガイ等の外来種、マイクロプラスチックごみやアオサの現状と課題を学び、生き物同士のつながりを実感しました。

研修の最後には、グループディスカッションで谷津干潟における課題の解決策を考え、都市部の干潟保全と人との共生のあり方について考察を深めました。

※この研修は事前に許可を得て行われており、観察後は生き物を干潟に戻しています。

野外での野鳥観察

干潟での生き物探し

湿地の中から発見した生き物

グループディスカッション