2024.04.25
社会学部人間心理学科の尾花真梨子准教授が日本カウンセリング学会会報(125号)に自身の研究についてのエッセイを寄稿しました。
日本カウンセリング学会は1967年に設立された日本学術会議協力学術研究団体です。カウンセリングの全領域にわたる学会で、カウンセリングの研究・教育・実践の専門家 3,500名を会員としています。
尾花准教授は寄稿文の中で、「子どもたちが今よりも学校・先生・友達が好き!と感じられる研究がしたい」という学部生の頃に抱いた思いが、専門とする教育心理学、発達臨床心理学にとりくむ原点になっていると回想しています。
江戸川大学では、人間心理学科の先生方と領域を超えて研究を行ったり、学生たちが持ち寄るさまざまなテーマに触れたりすることで、これまでに扱ってこなかった新たな領域に接する機会を得ている、と謝意を表しています。そして、「学生たちには「大勢の人の役に立つ研究をすることは難しいかもしれないけれど、困っている誰かに届くように、研究のその先にいる誰かを意識して研究するようにしよう」と自戒も込めて声をかけている」と教育に際しての思いを記しています。
尾花真梨子 准教授