2023.08.08
成人に対する心配蘇生/胸骨圧迫の訓練
社会学部現代社会学科、社会学部経営社会学科、メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の学生有志10名が7月23日(日)、流山市消防本部南消防署で応急手当ての技能講習「上級救命講習」を受講しました。
上級救命講習は、普通救命講習の受講内容(成人に対する心肺蘇生法やAED:自動体外式除細動器の使い方、異物除去法や止血法等)に加え、さらに小児・乳児に対する応急手当ての技能講習も学べる講習会です。
受講者は、講義科目「イベント論」「広報・PR論」(担当教員:マス・コミュニケーション学科・江間直美教授)の履修者です。受講目的は、今後イベント業務や震災時に必須となる緊急時の応急手当と救命措置に関する知識と実践的な技能を身につけることにありました。
今回、流山市消防本部消防防災課および流山市消防署員の皆さまの全面的協力のもと、前期は、キャンパス内における緊急時の救急救命の場面を想定して実施され、小児・乳児に対する救命措置の技能を含め高度な人命救助の方法を学びました。次回は後期11月に、さらに10名が上級救命講習会を受講する予定です。
2022年11月以降に上級救命講習を学んだ在学生は、江間ゼミ生有志を加えると17名となります(2023年8月1日現在)。
AED(自動体外式除細動器)操作の訓練
小児・乳児に対する心肺蘇生/胸骨圧迫の訓練
講習最後の筆記試験に臨む受講生たち
江間ゼミ生有志(今回の受講者とは別)
武居楓さん(マス・コミュニケーション学科3年・PRプランナー補資格保有)のコメント
1分間に100〜120回のペースで行う胸骨圧迫の訓練は、緊張のためペースが早くなってしまいました。ペース訓練のための無料メトロノームアプリもあるので、今後は日々練習を重ねたいです。AED(自動体外式除細動器)の操作訓練では機器本体から自動的に指示音声が流れる仕組みなので落ち着いて操作することができました。心臓に電気ショックを与えて細動(けいれん)を取り除くAEDは人命救助に必須の機器だと思います。指導教員・江間直美教授(普通救命講習を指導できる応急手当普及員の有資格者)のコメント
将来イベント会社への就職を目指す学生が多く所属する江間ゼミでは、2021年度から、流山市消防本部のご協力を得て普通救命講習・上級救命講習の受講を推進しています。2023年度は江間ゼミのほか「イベント論」「広報・PR論」の履修者にも救急救命講習の受講機会を拡大しました。毎年度、流山市消防本部消防防災課および流山市消防署員の皆さまから献身的なご指導をいただき心より感謝申し上げます。