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2023.07.13

人間心理学科・薊理津子准教授の論文が『臨床心理学』に掲載

社会学部人間心理学科の薊理津子准教授(専門分野:社会心理学)の論文「「心」は恥を想起する」が7月12日(水)発売の『臨床心理学』第23巻第4号(金剛出版)に掲載されました。

論文は特集「「恥」は敵か?味方か?」の第2部に掲載され、恥は多くの心理的問題に深く関係している感情であるものの、恥を感じることが謙虚さといったポジティブな特性と関連付けて捉えられることもあることから、特集では恥の様々な側面を整理しています。

薊准教授は、恥がどのような感情であるかを述べ、恥がどのように発達していくのか、そして、恥研究において必ずといってよいほど引用される知見を紹介しています。また、恥が不道徳的で不適応的感情であるという考えが主流となっていること、恥をどのように扱って研究するかによって必ずしも恥が不道徳的で不適応的とはいえないことを解説しています。

薊理津子 准教授