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2023.05.29

情報文化学科・情報文化キャリア総合で小口彦太学長が特別講義

メディアコミュニケーション学部情報文化学科では、社会で活躍する実務家を招いて、これからの社会を生き抜く指針を学ぶための講義科目を設置しています。2023年5月2日(火)の講義では、大学の情報化と国際化を目指されている江戸川大学小口彦太学長に「情報化時代における法律学の行方」というテーマで特別講義をしていただきました。

小口学長は、最近社会で大きな話題となっているChatGPTなどの生成系AIの問題を取り上げ、ご自身の法学研究を題材にAIと人との関わり方についての問題提起をしてくださいました。従来AIの得意分野と考えられている翻訳について、「ChatGPTは本当に翻訳が得意なのか?」という疑問を投げかけ、法律に関する中国語と英語の翻訳を比較しながら、AIの限界、人間にしかできないことは何かということを熱く語られました。

受講した学生からは、「小口学長のお話を直接聴くことができ、非常に新鮮だった」「じっくり物事を考えながら話を聴くことによって思考が深まった」「法律を英語と中国語の側面から比較して考えたことで、新しい発見があったのでこれからの学びに生かしていきたい」という感想が寄せられました。