社会学部現代社会学科・佐藤秀樹講師（専門分野：環境教育、環境社会活動／農業農村開発協力）が、バングラデシュ・ジョショール県の農家が抱える貧困問題を解決するプロジェクトに参画しています。

佐藤講師が参画する「バングラデシュ・ジョショール県の零細ヤシ砂糖生産者と花卉農家の6次産業化を通じた生計向上プロジェクト」は、外務省日本NGO連携無償資金協力の資金源により公益社団法人日本環境教育フォーラム（JEEF）がバングラデシュの行政、企業、大学、学校、NGOや地域住民とのパートナーシップで2023年5月から実施しています。

プロジェクトは、ヤシ砂糖と切り花の付加価値のある商品開発やマーケティングの改善を図りながら、零細農村生産者の生計向上による貧困削減を図ることを目的としています（SDGs目標1「貧困をなくそう」への貢献）。また、当該地域にある農村の地域資源を生かしたアグロツーリズムの開発や地域の農業者、小・中学生を対象とした有機農業を通じた環境教育の普及啓発の取組みも実施していきます（SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」、SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」等への貢献）。

佐藤講師は、このプロジェクトに事業の企画立案者および専門家として関わっていきます。

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