社会学部経営社会学科の杉山敏啓教授（専門分野：金融機関経営論）が2月3日（金）、公正取引委員会競争政策研究センターのCPRCセミナーで「銀行業の競争度と地域金融への影響」と題して講演を行いました。

CPRCセミナーは公正取引委員会競争政策研究センターが将来の研究課題の発掘等に資するために、競争政策上の課題について有識者による講演を定例開催しているものです。

杉山教授は著書『銀行業の競争度－地域金融への影響』（日本評論社2021）で議論した内容を要約した上で、銀行業の競争度合いを、店舗内店舗（ブランチ・イン・ブランチ）を補正した最近の実店舗数データによる計測結果で提示しながら、地域金融の寡占化が進むことによる借り手等利用者および金融機関経営への影響について報告しました。

＜参考リンク＞