江戸川大学マスコミ自主講座では、アナウンサーやリポーター、放送作家などをめざす学生が参加して「アナウンス補講」が行われています。現役アナウンサーである日下純先生のご指導のもと、自分たちで制作した番組を月1回、東京葛飾区のコミュニティFM「かつしかFM」で『江戸川タイムズ』として生放送しています。

3月8日（水）の放送では、福島県出身で東日本大震災の被災経験がある1年生の卯尾さくらさん（メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科）が、トルコシリア地震から1か月という特集を放送しました。

トルコ在住のオルムシュ由香さんに現地の最新情報をインタビュー。まだ行方不明者が多数いて今後も犠牲者数が増えそうなことや、地震直後はメディアが政府の規制によってあまり詳細が報じられなかったため、多くの人が動画投稿サイトにジャーナリストが投稿する動画で情報を得ていたことなどが語られました。またトルコでは防災教育が充実しはじめたのは最近のことで同じ地震国でも日本との違いが大きいということもわかりました。これからも学生の視点を生かして楽しい番組を放送していきます。