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2022.12.26

マスコミ学科・森川ゼミ制作のドキュメンタリー作品紹介

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の森川俊生ゼミ(エンターテインメントコース)では、ドキュメンタリー作品の制作に取り組んでいます。

2022年度3年次のゼミ生は「詐欺取材班」と「花火取材班」の2グループに分かれ、それぞれ『暗影からのささやき~多様化する詐欺 その背景に潜む巧妙な手口とは~』『玉響の煌めき~その一瞬に想いを込めて~』と題したドキュメンタリー作品を完成させ、「東京ビデオフェスティバル 2022」に出品しました。両作品とも、学生たち自身で企画立案し、取材交渉をし、撮影、構成、編集…と最後まで自分たちの力で、議論を重ねながら作り上げました。ぜひご覧ください。

<詐欺取材班>
井上 詞央里、佐藤 萌香、中嶋 あいり、細淵 怜奈、水野 里咲、宮下 寧奈、渡邉 咲希

<花火取材班>
鈴木 日南、橋本 剛、濱田 幸克、原田 萌樺、丸谷 拓海、横田 圭祐、吉田 小夏、吉田 真萌

『暗影からのささやき~多様化する詐欺 その背景に潜む巧妙な手口とは~』

<詐欺取材班のプロデューサー・水野里咲さんのコメント>
森川ゼミ5期生は、昨年に引き続き「東京ビデオフェスティバル」へ出品するための活動を行いました。私達の班では、詐欺をテーマに作品を制作しました。途中で行き詰まるときや、進行が上手くいかないときもありました。しかし、メンバーが自分の持っている技術をいかして、作品を完成させることができました。情報社会となっている今、多くの人が想像する古典的な詐欺にとどまらず、新たな詐欺の手口も増えています。このように、様々な手口の詐欺について、詐欺被害にあいそうになった学生や、弁護士、千葉県警にインタビューし、私たちに何ができるのかを考えました。どこか他人事だと思ってしまう詐欺被害ですが、実は危険は身近に潜んでいます。形を変えて存在し続ける詐欺被害と、向き合うきっかけになる作品になりましたので、ぜひご覧ください。

『玉響の煌めき~その一瞬に想いを込めて~』

<花火取材班のプロデューサー・横田圭祐さんのコメント>
真夏の風物詩として、多くの人に愛されてきた「花火大会」。しかし、近年は新型コロナウイルスの影響によって、全国各地で中止の判断が下されています。そこで私たちは、このような深刻な状況のなかでも開催を決断した「かまがやの花火」に約3か月間密着し、その想いに触れました。同級生という立場が同じなか、役職を決め、作品作りを進めるのは非常に大変なことでした。スケジュール管理や意見の相違から衝突が生じ、思うように進められないこともありました。しかし、最終的にはメンバー一人ひとりが作品に真剣に向き合い、受け取った想いを形にすることができたと思います。タイトルにある「玉響」という言葉は、「ほんのしばらくの間」「一瞬」という意味です。玉は花火玉、響は花火の音、人々の歓声にかけており、一瞬で消えてしまう花火にピッタリの言葉だと思います。人々の想いが伝播し、繋がっていく瞬間を感じていただきたいです。

<参考リンク>