2022.08.26
江戸川大学情報教育研究所が7月31日(日)、「第10回情報教育研究会」をオンラインで開催しました。高等学校の管理職・指導主事・教科「情報」担当の先生方に加え、教員を目指す大学生や大学院生等、全国各地から参加者が集まり、大盛況のうちに終了しました。
今回は「問題解決力を育成する情報科の授業をどう実現するか」をテーマに松田稔樹先生(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授/本学情報教育研究所客員教授)と吉川肇子先生(慶應義塾大学商学部教授)にご講演をいただきました。
さらに第2部として、本学情報教育研究所のメンバーも編修・執筆に参加した『問題解決のためのデータサイエンス入門』のテキストをどのように授業実践で取り扱っていけばよいのか、編修・執筆者による研究発表とゲーミング教材体験を通じて議論を深めました。参加者の方からは「総合的な学習の時間での問題解決の手法をどのように扱えばよいのか参考になった」「ゲーム作りの取り組みを今後、自分の指導に取り入れることはできるか考えてみたい」「教育にゲーミングを取り入れる際の、効果面と注意すべき点がよく理解できた。授業実践に生かしていきたい」「データサイエンスの活用事例は、各教科の特性にあわせて明確な指導計画の必要性を認識でき教科間の横断的学習を図りたい」等のコメントをいただきました。
オンライン研究会の様子
松田稔樹先生(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授/本学情報教育研究所客員教授)
吉川肇子先生(慶應義塾大学商学部教授)
玉田和恵教授(江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授/情報教育研究所所長)
山口敏和准教授(江戸川大学メディアコミュニケーション学部准教授/情報教育研究所)
松尾由美講師(江戸川大学メディアコミュニケーション学部講師/情報教育研究所)