2022.06.14
メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科が6月3日(金)、授業「テレビ番組制作基礎」と「マス・コミュニケーション演習・実習F」(担当:内藤和明教授)の履修学生を対象に、サテライトスタジオに設置されたMA(マルチオーディオ)システム「Pro Tools」の講習会を行いました。
本学のサテライトスタジオは、スタジオ収録番組制作の実習やナレーション録りなどが可能なマルチスタジオとなっており、「テレビ番組制作基礎」や「マス・コミュニケーション演習・実習」などの授業ではサブ・コントロールルーム(副調整室)に備えられているスイッチャーやミキサー、アナウンスブースなどを用いた番組収録及び生番組の送出について学びます。
本学が導入している「Pro Tools」は地上波のほとんどのバラティー番組の音付けや整音作業で実際に使われている音響のシステムツールで、今回最新版にアップデートして実習を行いました。
外部講師にサウンドクリエーターの村上敏之氏をお招きし、学生が作った映像作品のBGM、SE、同録、ナレーションなどをトラックごとに分けてミキシングし直すなど整音作業について学びました。また、アナウンスブースを使って映像に合わせたナレーション収録を行うなど、講習を通して映像における音の重要性を実際に学ぶ良い機会となりました。
講師はサウンドクリエイターの村上敏之氏(左)と音響設計の佐藤鉄夫氏(右)。佐藤氏は、江戸川大学サテライトスタジオ音響機器部分の設計担当者。
村上氏が現在手掛ける主なテレビ番組は、ヒルナンデス!(日本テレビ)、NEWSの全力!!メイキング(TBS)、タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!(テレビ東京)、なにわ男子チャンネル(YouTube)など
サテライトスタジオのサブ・コントロールルーム(副調整室)でMA講習を行った。
アナウンスブースでナレーションを担当する学生
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