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2019.12.23

現代社会学科・川瀬由高講師の単著『共同体なき社会の韻律』が出版

川瀬由高 講師

社会学部現代社会学科・川瀬由高講師(専門分野:社会人類学、中国民族誌学)の単著『共同体なき社会の韻律――中国南京市郊外農村における「非境界的集合」の民族誌』(弘文堂)が、12 月 18 日(水)に出版されました。

本書は川瀬講師の博士論文に基づく研究書で、南京市郊外の農村で約 2 年にわたって行われたフィールドワークをもとに描かれた民族誌です。これまでの中国研究の知見を発展的に継承することを目指した本書では、「非境界的集合」という新たな研究視座が提唱されています。

本書の帯文には、東北大学東北アジア研究センターの瀬川昌久教授による推薦の辞が次のように記されています。
「一見融通無碍に見えながら極めて精緻に織りなされる中国人どうしの社会関係。変貌著しい2010年代の中国農村に住み込んだ若き人類学者が、日常のさりげない出来事を通して読み解く中国人社会論であり、研究史上に新たな到達点を記す必読の研究書である」

弘文堂のウェブページ


<参考リンク>

教員紹介:川瀬由高 講師


社会学部 現代社会学科
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