2019.12.20
中国から日中国際交流センターの研修団( 24 名)が、日本の国立公園の管理状況や管理体制を学ぶことを目的に来日し、東京で環境省などへの表敬訪問や箱根・日光の国立公園を視察した後、12 月 13 日(金)に国立公園研究所のある江戸川大学へ来校されました。
本学では、社会学部現代社会学科の中島慶二教授(国立公園研究所・所長)が、「日本の国立公園制度史の概要」と題した講演を行い、日本の国立公園の制度が始まった昭和初期から現在までの法制度の基本や指定されている国立公園の風景や利用概要、公園計画制度と土地所有形態、植生自然度など自然環境の特徴、国立公園指定の対象や管理上尾の方針の変遷について、時代背景とともに通訳を通じて説明しました。
研修員の皆さんは熱心に聞き入り、講演終了後も日本の国立公園制度について多くの質問を投げかけられ、保護のために行う規制と財産権など国民や事業者の権利との調整について学ばれました。
中島慶二 教授
記念品贈呈
日中国際交流センター研修団の皆さんと集合写真