2019.10.25
社会学部現代社会学科・清野隆ゼミナール(観光学・地域再生コース)は、平成 29 年度に新潟県の「大学生の力を活かした集落活性化調査研究業務」を受託して以来、里山の保全活用に携わっています。昨年に引き続き、若者の減少により里山の荒廃や文化の継承などの問題を抱えている新潟県佐渡市で「佐渡宿根木の集落活性化」を実施しました。
今回の取り組みは、プロの木工作家さんたちと一緒に南佐渡クラフトフェアを運営しました。自分たちで竹を伐採し、竹灯籠や竹を軸にしたバウムクーヘン作り、流しそうめん体験、竹炭作り、竹細工作りを実施しました。また、竹トンボ・がりがりトンボの制作と竹灯籠の絵付けのワークショップも行いました。多くの方にワークショップを楽しんでいただき、夜には制作された竹灯籠で町並みをライトアップしました。
■参加した学生の感想
「今回の佐渡市への研修に参加し、人と人との助け合いの大切さを改めて実感することができました。地域を再生するには、多くの人々が協力し合って成し遂げていることを実感しました」(2 年・阿部文興さん)
「竹を使った制作では、“昔ながらの遊び”の楽しさを感じることができました。また、実際に参加したことで地域再生の難しさを実感した研修となりました」(2 年・佐藤成将さん)
クラフトフェアの様子
ミーティングの様子
竹灯籠の制作
夜に飾られた竹灯籠