2019.09.19
社会学部現代社会学科・佐藤秀樹講師(専門分野:環境政策、環境配慮型社会)が、バングラデシュの零細天然蜂蜜採取人の生計向上と自然環境保全を支援する活動の成果が評価され、一般社団法人日本経営士会が主催するビジネス・イノベーション・アーワード 2019 にて、「優秀賞 国際貢献部門」を受賞しました。
授賞式は、2019 年 9 月 14 日(土)~ 15 日(日)に、第 53 回経営士全国研究会議(京都タワーホテル)の中で行われました。
天然蜂蜜は、主としてマングローブの花から採取される貴重な自然資源の一つです。そのため、森を守ることが天然蜂蜜量の維持や増加につながります。本事業では、政府公認の組合を設立し、商品開発と市場での販売網を確立して天然蜂蜜採取人 50 世帯(100 人: 男性 50 名、女性 50 名)の収入が飛躍的に向上したことや、対象地域において植林等による環境教育活動を促進し、住民の経済的貧困の削減と環境保全の両立を図ったことが大きく評価されました。