2019.06.06
メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の内藤和明ゼミ(テレビ番組・映像コンテンツ研究)では、専門ゼミナールが始まる前の 3 月に台湾で海外ロケ実習を行います。今年の台湾ロケは、4 月に専門ゼミナールに進む 2 年生 13 人と、内藤ゼミ 4 年生 14 人と内藤教授の総勢 28 人で行いました。2 年生がロケ実習中の様子をレポートにまとめました。
【 1 日目】
約 4 時間のフライトをへて台北桃園国際空港に到着。宿泊先は毎年利用している台北中心地にある第一大飯店(ファーストホテル)。夕方に台北につき、夕飯は内藤先生おすすめの『大衆飯店』へ。台湾ならではの雰囲気を味わいながらリーズナブルな値段で、美味しい台湾料理をいただきました。
【 2 日目】
ロケ本番に向け 2 日目は撮影場所の下見に行きました。まず、『先天刀療大法』という手ではなく包丁を使用した台湾式マッサージ店と、自分だけのシャンプーを作ることができるヘアケア専門店『 Mr.hair 』の 2 か所を回りました。お店の方への質問で聞き出したいことをうまく聞き出せず苦戦しました。
次に『 Mr.hair 』で作ったシャンプーを使って台湾式シャンプーを体験できるお店『ファンカラー 20 』のロケハンを行いました。台湾式シャンプーは、泡で髪の毛を様々な形にするのが特徴的です。ロケ当日にやってもらう髪型を体験しカメラワークや店員さんとのやり取りを確認しました。実際に体験することで髪の毛のツヤや変化をどのように映せばよいか、ロケ本番の課題が見つかりました。また、台北の地元の人がよく訪れる『遼寧街夜市』にも行きました。夜市の中にある『鵝肉城活海鮮』では、日本では食べられないお魚など珍しい食材がたくさんありました。ロケハンが終わってミーティングを行い、ロケ本番へと備えました。
包丁マッサージ体験
台湾式シャンプー体験
魚料理店『鵝肉城活海鮮』
【 3 日目】
ロケ 1 日目。もともと『先天刀療大法』『 Mr.hair 』『ファンカラー 20 』の 3 か所のロケでしたが、急遽昨日行った『遼寧街夜市』の撮影が加わり、スケジュール変更になりました。スケジュールを組んだプロデューサーの近澤さんは、「先生や先輩方がサポートしてくれたおかげで急なスケジュール変更にも対応することができた」と言っていました。1 店舗目の『先天刀療大法』では、お店の狭さもあり最少人数でロケに挑みましたが、音声の機械やカメラの位置など狭い場所での撮影に苦戦しました。
2、3 店舗目の『 Mr.hair 』『ファンカラー 20 』では、リポーターの対応の仕方や、撮影箇所などディレクターと話し合いながら撮影していきました。オープニング撮影では内藤先生に指導していただき、光の当たり具合やディレクターの立ち振る舞いなど詳しく教えていただきました。4 店舗目の『鵝肉城活海鮮』では、珍しい深海魚が味わえるということで、リポーターによる食レポを撮影しました。リポーターの山本さんは、「すべてが初めての食感や感覚でリポートするのが難しかった」と言っていました。また料理のインサートの撮影の際に、温かい料理を美味しそうに撮る方法も先生に教わりました。無事 1 日目のロケを終えて初めての海外ロケで撮影を進めていく難しさを痛感しました。
ロケ本番の様子
料理のインサート撮影
リポーターによるお店紹介の撮影