2018.04.14
メディアコミュニケーション学部情報文化学科の小原裕二助教(専門分野:教育工学)が、研究課題「プログラミング教育を通じた ICT 問題解決力育成の指導法開発」で日本私立学校振興・共済事業団の「平成 30 年度若手研究者奨励金」を獲得しました。
【研究概要】
高度に情報化、グローバル化が進展し、予測困難な時代において、大学教育には“答えのない問題”に最善解を導ける力(問題解決力)を育成することが求められています。本研究では、学士力としての ICT 問題解決力(問題解決力×情報リテラシー)育成に向けた 1 つのアプローチとして、近年、初等中等教育で重視されているプログラミングの指導法及び教材を開発することを目指しています。ここで、プログラミング教育を取り上げる目的は、人工知能( AI )の飛躍的な進化など、ICT がもたらす社会の加速度的・質的変化に対応するための基礎として情報の科学的な理解を養うことと、モデル化・シミュレーションなどの技法を活用して問題解決する力を育成するためです。
小原裕二助教
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