社会学部
現代社会学科
現代社会学科 教授
博士(文学)
2008年、大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻博士後期課程修了、博士(文学)学位取得。国立台北芸術大学文化資源学院助理教授、副教授、教授、特聘教授、文化資源学院長、伝統芸術研究センター(CTA)主任を経て現職。
また、文化部国指定重要民俗文化財審議会委員、無形文化遺産推進会委員、教育部郷土教育推進会委員、日本民俗学会国際交流特別委員などを歴任。
主な著作に『台湾民俗学的建構』、『日本の祭り―魂と美の再発見(信仰的開花)』、『宗教造型与民俗伝承』、『無形・有影』(共編著)、『北港進香』(共著)など。國學院大学大学院、関西学院大学大学院にて非常勤講師等に従事。
民俗学とは、人と人、人と自然、人と神、さらには人と物や人とAIとの関わりを通じて、人間の本質を探る学問です。具体的には、しきたりや行事、祭り、伝説、民謡、生活道具など、昔から伝わる文化的な事柄を研究します。歴史を振り返りながら、そうした文化がどのように人々の生活に影響を与えてきたかを理解し、それを現代の「日常生活」とつなげて考える学問です。
日本には各地にさまざまな祭りがあり、全国でおよそ三十万件が行われているほど、日本人は祭りを好むと言われています。祭りは、各地で長年伝えられてきた文化の粋であり、生活の知恵や美しさが詰まっています。祭りは信仰の表現として各地で行われ、地域の伝統や特色を守り続けています。私たちは身近な祭りを通じて、過去を知り、未来を探求することができます。これは民俗学の重要なアプローチでもあります。
私の研究は、祭礼文化研究を中心に据えつつ、東アジア圏の祭礼文化の比較研究を行っています。また、寺社参詣(特に伊勢参宮)や進香朝聖(北港進香を代表)を通じた庶民文化の研究、文化芸術資源の保全と活用のあり方などについて、民俗学の視点から研究しています。さらに、台湾における民俗学の学問構築や、東アジアにおける民芸の受容とその現状に関する理論研究も進めています。
祭礼文化や民俗芸能の現状や変化、国境を越えた宗教交流や信仰の広がりといったテーマについて、民俗学的な研究を進めています。一方で、受託研究や研究助成金を活用した調査にも取り組んでおり、文化財の保存・活用に関する地域計画や地域文化財に関する調査、伝統工芸の人材育成や普及啓発に関する研究、さらには台湾の国家的行事にあたる「双十国慶節祝賀式典」の民俗芸能パフォーマンス企画なども手掛けています。
民俗学、イベントの人類学、観光社会学、ライフヒストリー論、現代社会基礎、現代社会・フィールド研修、海外専門研修、基礎ゼミナール、専門ゼミナール
日本酒、祭りめぐり、様々なおみやげを買うこと