社会学部
現代社会学科
現代社会学科 教授
博士(経営学)
2012年に、三重県四日市市在住の地元有志とともにNPO法人を立ち上げ、採算性分析および費用対効果分析を中心とした近畿日本鉄道内部・八王子線の存続案を作成しました。この存続案を基に行政や議会、鉄道事業者、地域住民と対話を行い、鉄道存続に向けた取り組みを進めました。2015年の四日市あすなろう鉄道移管後も、地域住民とともに地域再生活動に取り組むともに、活動から得られた知見の理論化を進めています。
この分野では、文化財や自然資源、テーマパーク、鉄道、アニメなどの地域に存在する観光資源を活用して持続可能な地域づくりにつなげるための方法について体系的に学びます。
常に身の回りの出来事やニュースに対して「なぜだろう」と疑問を持つことから学問はスタートします。「考えること」を楽しめるようになることがこの分野に限らず学問をする魅力です。
持続可能な地域づくり・観光まちづくりに寄与する鉄道経営理論の構築を研究課題として取り組んでいます。地域貢献につながる鉄道経営のあり方を提示することによって、鉄道事業者と地域の双方の発展につなげたいと考えています。
鉄道事業者へのヒアリング調査を行い、そこから得られた知見を基に鉄道経営理論の構築を進めています。
観光まちづくり論、地域経営論、都市デザイン論、コミュニティデザイン論、基礎ゼミナール、現代社会基礎、現代社会演習II、現代社会実習II、専門ゼミナール、卒業研究、現代社会・フィールド研修
最大の趣味はプロ野球観戦で、所沢移転元年からの西武ライオンズファンです。同じくらい大好きなのが旅行で、ビジター球場での試合観戦を絡めて遠くへ出かけることが最高の楽しみになっています。野球観戦と、見知らぬ土地での新たな風景や食、人々との出会いを求めて、常に全国各地を訪ね歩いています。