在学生の方へ
学生生活上の注意

日常生活で気を付けてほしいこと

日常生活で気を付けてほしいこと

社会経験の乏しい若者を狙った、好ましくない団体への勧誘や危険な商法が横行しています。こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、きっぱり断る、何でも家族や友人と相談する、軽々しく署名や捺印をしない、などを心がけてください。

  • 架空請求詐欺
  • 悪徳商法(街中でのキャッチセールス、ハガキや電話でのアポイントセールス、マルチ商法等)
  • 学生ローン・サラ金

◎クーリングオフ制度

訪問販売や電話勧誘販売などで購入契約をした後でも、契約書を受け取った日を含めて8日間以内(マルチ商法は20日以内)に、書面により申し込みを撤回すれば解約(クーリングオフ)できる制度です(一定の条件あり)。消費者トラブルに巻き込まれた場合や困ったことが起きたときは、消費者ホットライン188(いやや!)もしくは居住地の消費生活センターに相談してください。

◎成年年齢の引き下げ

民法が改正されて、2022年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。成人になると親の同意がなくても契約ができるようになります。ローンやクレジットカードの契約ができるようになり、男女ともに結婚ができるようになります。
未成年者が親の同意を得ずに契約した場合には「未成年者取消権」によってその契約を取り消すことができますが、成人がした契約は取り消せません。定期購入や美容医療、儲け話などは特に契約内容をよく確認し、新成人を狙った悪質な商法にも注意しましょう。

親の同意がなくても契約できる

  • 携帯電話の契約
  • ローンを組む
  • クレジットカードをつくる
  • 一人暮らしの部屋を借りる 等

20歳にならないとできないこと

  • 飲酒をする
  • 喫煙をする
  • 競馬、競輪、オートレース、競艇の投票券(馬券など)を買う 等

◎ストーカー行為の禁止

「つきまとい等又は位置情報無承諾取得等」「ストーカー行為」は、ストーカー規制法により禁止されています。例えば、つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等、監視していると告げる行為、面会や交際の要求、乱暴な言動、無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS・文書等、汚物等の送付、名誉を傷つける、性的しゅう恥心の侵害、GPS機器等を用いて位置情報を取得する行為、GPS機器等を取り付ける行為等 です。

受けての人にとっては、非常に不快なものとなったり、強い不安や恐怖を覚えるものとなったりすることがあるという視点を忘れず、投稿やDMをする前に、発信してよい内容なのかどうかよく確認し、自分が発信する情報に責任を持ってください。

なお、匿名による断片的な個人情報であっても、つなぎ合わせることで発信者が特定されるケースは多々あります。