在学生の方へ
学生生活上の注意

飲酒について

キャンパス内での飲酒禁止

20歳未満の者の飲酒や、20歳未満の者に飲酒を強要することは法律で禁止されています。違反した場合、その場にいた関係者を含め、法的責任を追及され、社会的責任が問われる場合があります。
なお、本学では、構内での飲酒を禁止しています。

アルハラをしない

学生の皆さんは、部やサークルのコンパや飲み会に参加することがあると思います。体質的にお酒を飲むことができない人、弱い人もいます。お酒に強い人でも、イッキ飲みなどをして急性アルコール中毒になり、他の大学で命を落とした学生もいます。
嫌がる相手に無理に飲ませることだけが、アルハラではありません。飲まざるを得ない雰囲気を作ることもアルハラです。

飲酒にまつわる人権侵害のことをアルコール・ハラスメント(アルハラ)といいます。
具体的には、以下のような行為をいいます。

  1. 飲酒を強要する
  2. イッキ!飲みをさせる
  3. 意図的に酔いつぶさせる
  4. 飲めない人への配慮を欠く
  5. 酔ったうえでの迷惑行為

酔いのメカニズムを理解しよう

  1. ほろ酔い:気持ちがほぐれる(アルコールの作用で大脳新皮質がマヒし理性の抑制がはずれる。)
  2. 酩酊:足元がふらつく(大脳辺縁系にマヒが及んで「酔っぱらい」状態になる。)
  3. 泥酔:酔いつぶれる(大脳全体にマヒが広がり、脳幹や脊髄にも及び始める。)
  4. 昏睡→死:何をしても起きない(ついにマヒが脳幹・脊髄から呼吸中枢のある延髄に至る。)

3の泥酔から、急性アルコール中毒の段階です。吐いたものを気管に詰まらせて窒息する危険がありますので、泥酔した人を一人だけでほかの部屋に寝かしたままにせず、しらふの人が付き添い、病院に連れて行きましょう。
4の昏睡という状態は、叩いても、つねっても反応がなく、生死に関わる深刻な事態です。すぐに救急車を呼ぶなどの救急処置が必要です。

イッキ飲みは絶対にしない、させない

短時間に大量のアルコールを摂取すると、体内でのアルコールの処理が間に合わなくなり、血中濃度が上昇、急性アルコール中毒になります。飲んでいるときは大丈夫そうに見えても、しだいに脳のマヒが進んでいきます。焼酎やウィスキーなど濃度の高いアルコールのイッキ飲み、イッキ飲ませは、命にかかわるので、絶対にしてはいけません。