海外研修
海外専門研修
(学生 10 名+引率教員 2 名) 12 名
行程 | 月/日 | 地名 | 時刻 | 交通機関 | スケジュール |
1 | 8 月 21 日(月) | 成田空港 | JQ12 便 | ||
2 | 8 月 22 日(火) | ゴールドコースト着 | 6 : 55 | カランビン野鳥園 ゴールドコースト市内見学 夕食(バーベキュー) | |
3 | 8 月 23 日(水) | シーワールドエデュケーション アボリジニー講演会 ポイントデインジャー(州境)ツアー 土ボタルツアー | |||
4 | 8 月 24 日(木) | クジラウォッチング ゴールドコーストホテル見学 ディナー(Tugunシアター) | |||
5 | 8 月 25 日(金) | バイロンベイ ゴールドコーストツアーレクチャー 現地ツアー担当者とのディナーミーディング | |||
6 | 8 月 26 日(土) | ブリスベーン・AFL(オーストラリア・フットボール)観戦 | |||
7 | 8 月 27 日(日) | スプリングブルック国立公園見学 | |||
8 | 8 月 28 日(月) | ゴールドコースト発 成田空港 | 10 : 45 18 : 55 | 成田空港到着後、解散 |
アボリジニのアマリー氏との記念撮影
オージーフットボール試合前のエキシビションにて
オーストラリア最東端の岬にて
シーワールドの前にて記念撮影
タンボリーン国⽴公園⾒学後に記念撮影
ホエールウォッチングクルーズ船にて
ホテル視察(最⾼級ホテルシェラトン・ミラージュにて)
市⺠劇団の出演者たちと記念撮影
世界最⼤級のカルデラ
⾷事を楽しみながら市⺠劇団の演劇を観劇
引率教員 崎本武志 准教授
現代社会学科では 8 月 21 日から 28 日の 1 週間、オーストラリア・ゴールドコーストで研修を行いました。オーストラリアガイドのスペシャリストで、最高峰のベストガイド・オブ・アワードに 2 度も輝いた実績をお持ちのソニア・アンダーダール先生ご引率のもと、現代社会学科 2 年生と 3 年生の合計10名が参加しました。
現地事情を熟知されたソニア先生のご指導で、学生諸君は自然環境・観光ビジネス・ホスピタリティなど、多方面で充実した研修を行い、大きな成果を博しました。
アボリジニ講演のあとに記念撮影 8 月 22 日( 1 日目)はゴールドコースト空港到着後、カランビン野鳥園を訪問しました。当園マネジャーの信永智久様より、野鳥園の意義と世界的な評価および自然環境面での貢献についての御講演をいただきました。信永マネジャーからは20年にわたりオーストラリアで活躍された社会人の先輩としての貴重なご経験についても言及していただき、温かく熱い激励を受けた学生諸君は大いに感銘を受けました。野鳥園も見学しコアラやカンガルー、タスマニアンデビルなどオーストラリア固有の動物と触れ合うとともに生態や保護について学びました。
その後現地の方々とバーベキューパーティーを行い、学生諸君は慣れない手つきながら調理を頑張りました。
8 月 23 日( 2 日目)の午前はシーワールドに行き海洋生態系について学びました。
午後はゴールドコーストが属するクィーンズランド州とニューサウスウェルズ州との州境を見学したのち、オーストラリア先住民族のアボリジニであるツアーガイドのアマリー氏から、アボリジニ文化や歴史について御講演をいただきました。学生諸君は初めて触れるブーメランなどアボリジニの武器や道具に感激し、ペインティングも体験しました。
夜はスプリングブルック国立公園内にある世界自然遺産「オーストラリア・ゴンドワナ多雨林群」にある土ボタルを見学し、太古の神秘に触れる貴重な体験をしました。
8 月 24 日( 3 日目)の午前はホエール・ウオッチングを行いました。オーストラリアの外洋で慣れない船の波と格闘しながらクジラの群れを観察し、自然のダイナミズムを体験しました。現地名物のフィッシュアンドチップスで舌鼓をうち、ラグジュアリー(豪華で贅を尽くした)リゾートを訪問し観光ビジネスについて学んだのち、夜は Tugun地区にあるコミュニティシアターで観劇を行いました。地元の方々による手づくり感あふれるコメディタッチのミステリー劇は生きた英語に触れる絶好の機会となりました。学生諸君は撤収作業も手伝い、思わぬところで現地の方々と貴重な触れ合いを体験しました。
8 月 25 日( 4 日目)は天然の海岸美を誇り世界的な観光名所であるバイロンベイを訪れました。各地の観光客で賑わう海岸沿いの商店街を見学したのちバイロンベイ最大の名所である灯台とオーストラリア大陸最東端の岬を見学し、散策しました。
夜はゴールドコースト最大の繁華街であるサーファーズ・パラダイスを訪問。学生諸君は海岸沿いでのナイトマーケットの賑わいを見学し、オーストラリアならではの味覚を楽しみました。
8 月 26 日( 5 日目)は、オーストラリア・クィーンズランド州最大の都市であるブリスベンを訪問。市街地の河川沿いの公園や歩行者天国、19世紀の建造物を見学し、都市建設に従事した移住者の労苦についても学びました。
その後オーストラリア・フットボールを生観戦しました。現地フットボールチームであるブリスベン・ライオンズの DM であるジェイコブ氏がソニア先生と懇意であることから実現しました。ソニア先生の発案でチームカラーであるマルーンカラー(エビ茶色)の江戸川大学オリジナル T シャツを準備しました。ジェイコブ氏のご好意で試合開始前のエキシビションでピッチに立たせていただき学生諸君は大感激!その後はスタンドでフットボールの肉弾戦に大興奮のひとときを味わいました。
8 月 27 日( 6 日目)はタンバリン国立公園を訪問。観光地としても名高いこの国立公園ではワイナリーやチーズなどの名産品も生産されており、賑わいを見せていました。世界最大級の火山の火口のあるカルデラを見学したのち、太古からの植物生態系や動物について学びを深め、翌 8 月 28 日の最終日に帰途に就きました。
以上、学生諸君は病気も事故もなく、沢山の学びと成果を得て無事オーストラリア研修を終了しました。
学生諸君は今回のオーストラリア研修を通じ、語学の壁を超えた相互コミュニケーションを体感したことで、各自の能力が活性化し、覚醒した学生も多かったのが印象に残りました。異文化をシャワーのように浴びることによって、たった一週間でも大きく成長するきっかけをつかむことができることを実感いたしました。
オーストラリアの魅力を存分にご紹介いただき、学生諸君に熱くご指導いただきましたソニア先生、本当にありがとうございました。
今回の研修では現代社会学科の先生方をはじめ数多くの皆様のご支援、ご協力をいただきました。特に現地の方々には数々の御講演、御高配をいただきましたことをご報告申し上げ、この場を借りて衷心より厚く御礼申し上げます。