2025.04.21
千葉県大学サッカー選手権大会1回戦が、4月13日(日)に明海大学で行われ、江戸川大学は帝京平成大学と対戦しました。相手は1部に昇格したばかりのチームで情報が少ない中の試合となりました。
前半は、10番MF菊池季汐(経営社会学科4年・札幌東豊高/コンサドーレ札幌ユース)や、8番MF坂部山人(経営社会学科4年・旭川実業高)を中心にテンポよくボールを動かし、リズムよく試合に入ります。その後徐々に相手にペースを握られましたが、3番DF森谷柊平(経営社会学科3年・磐田東高)や、12番GK布施涼太(経営社会学科4年・大宮東高)がピンチを未然に防ぎ、無失点で前半を折り返しました。
後半立ち上がりにはチャンスを作り、セットプレーから得点を狙うも得点できず。不注意からFKを与えてしまい、集中が一瞬切れた隙にクイックリスタートからクロスを上げられ、先制点を許しました。追いつくために15番FW安達朔(経営社会学科1年・札幌西陵高/コンサドーレ札幌ユース)、14番MF阿部日向汰(現代社会学科2年・駿台学園高)、16番FW荒川夢汰(経営社会学科3年・西武台千葉高)、20番MF吉川友翔(経営社会学科1年・日本体育大学柏高)ら攻撃的な選手を次々と投入。88分にMF吉川のミドルシュートで同点に追いつきました。しかし、前がかりになりすぎてバランスを崩し、ロスタイムに痛恨の失点。結果は1-2で惜しくも初戦敗退となりました。
■森谷柊平選手(経営社会学科3年・磐田東高)のコメント
阪倉裕二監督を迎えての新体制初の公式戦ということで緊張感がありました。前半は思うようにボールを保持できず、相手に押し込まれ、シュートも打てませんでしたが、後半は徐々にボールを奪い、ゴールに近づく場面も増えました。しかし、昨年からの課題であるセットプレーから失点してしまいました。それでも途中出場の選手が出てきてからは流れが変わり、見事なゴールで同点に追いつくことができました。ただ、最終的に自分達のミスから相手に決勝点を与えてしまい、勝敗を分けるポイントはほんの少しの差で、細かいところにあると感じました。
■阪倉裕二監督のコメント
試合後、選手達と話し合いましたが、非常に悔しそうでした。この敗戦をリーグ戦で生かすために、しっかりと成果と課題を意識し、改善してレベルアップ出来るようにしてリーグ戦に向けて良い準備をしたいと思います。
阪倉裕二
四日市中央工業高校、順天堂大学を経て、日本サッカーリーグの古河電工(現・ジェフユナイテッド市原・千葉)に入団。その後、名古屋グランパスエイト、ブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)などでプレーし、1998年に現役を引退。1990年から1992年には日本代表として国際Aマッチ6試合に出場。1999年より指導者へ転身し、横浜FC、栃木SC、清水エスパルス、AC長野パルセイロなどのJクラブで監督やコーチを歴任。2025年、江戸川大学フットボールクラブ監督に就任。
【試合結果】
2025年度千葉県大学サッカー選手権大会
◎初戦:4月13日(日)
江戸川大学 1(0-0、1-2)2 帝京平成大学
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