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2024.11.15

現代社会学科・佐藤秀樹准教授がバングラデシュ零細ヤシ糖生産者と花卉農家の第2年次支援事業の進捗を報告

ヤシ糖(樹液)の採取人と

社会学部現代社会学科の佐藤秀樹准教授(専門分野:環境教育、環境社会活動、農業・農村開発協力)が、事業の企画立案および専門家として参加している「バングラデシュ・ジョショール県の零細ヤシ糖生産者と花卉農家の6次産業化を通じた生計向上プロジェクト」について、第2年次の進捗報告を行いました。

2024年5月に第2年次事業が開始されてから半年が経過し、現在、135世帯の受益者が参加する協同組合の組織強化を図るための研修会の開催、ヤシ苗木の植付け、8店舗での商品開発と販売、アグロツーリズムの本格的な実施に向けた基盤整備、さらに公立小学校での有機菜園づくり活動などが進められています。

今後は、零細農村生産者が付加価値のあるヤシ糖や花卉の商品開発を行い、市場での本格的な販売を継続的に推進することで、受益者の生計向上に寄与することを目指します。

佐藤秀樹 准教授