社会学部人間心理学科の浅岡章一教授（専門分野：実験心理学・睡眠学）、西村律子准教授（専門分野：実験心理学）の担当科目「実験心理学特殊講義」は、様々な心理学領域における睡眠研究について、これまで行われてきた研究を紹介しながら、領域横断的な研究の展開を学生とディスカッションしながら進めていく講義です。

第6回となる10月31日（木）には、不思議現象信奉や、不思議現象に対する態度に関する研究を数多く行われている大阪樟蔭女子大学の川上正浩教授にお越しいただき、「不思議現象の心理学」と題した特別講義を行いました。

幽霊、おばけ、占い、おまじないなど、科学的には説明できずとも、一定数の人が信じている現象である「不思議現象」について、それらを信じやすい人と信じにくい人の態度の特性や、認知機能との関連などについて解説していただきました。

講義内では実際に、学生自身の「不思議現象に対する態度」を質問紙によって測定することも行われ、学生は自分自身の結果を見ながら川上先生の話に真剣に耳を傾けていました。

川上 正浩 教授

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