2024年度千葉県大学サッカーリーグ1部の上位・下位リーグ2回戦が、10月6日（日）に明海大学で行われ、江戸川大学は首位の明海大学と対戦し、2対2で引き分けました。この結果、今シーズンの目標に掲げていた千葉県大学サッカーリーグ1部優勝の可能性は無くなりました。

試合開始から気迫のこもったプレーで主導権を握りにかかる江戸川大学に対し、明海大学も激しいプレーで応戦します。江戸川大学は、相手背後のスペースを利用した攻撃で明海大学ゴールに迫り、前半の終盤、9番MF酒井斗己（経営社会学科4年・尚志高）のパスに反応した24番FW須賀涼太（経営社会学科2年・東京学館浦安高）が強烈なシュートを突き刺し先制に成功します。後半に入ると明海大学に押し込まれる展開が続き、痛恨のPKを与えてしまいます。このPKを冷静に決められると、その1分後にも追加点を許してしまいます。後がない江戸川大学は、長身の2番DF武馬陸人（現代社会学科4年・桐生第一高）を前線に投入し、攻撃の起点を作り得点を狙います。すると試合終了間際、5番MF上田湧斗（人間心理学科4年・帝京安積高）が繋いだボールを、6番MF水口由翔（経営社会学科2年・札幌西陵高/コンサドーレ札幌ユース）がゴールに突き刺し、2対2の同点に追いつきます。逆転を狙いたかった江戸川大学でしたが、直後にタイムアップとなりました。

優勝の可能性は失われましたが、江戸川大学フットボールクラブは、積み上げてきたことの集大成を見せられるように、そして勝利でリーグ戦を締めくくるべく、次の最終戦も全力を尽くします。