2024.09.04
江戸川大学情報教育研究所が7月28日(日)に「第12回江戸川大学情報教育研究会」を対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。「情報Ⅰが始まって、授業はどう変わったか?」をテーマとし、対面には首都圏を中心に、オンラインには日本全国から、高等学校や大学の先生方が多数ご参加くださり、大盛況のうちに終了しました。
「情報科教育の「要変化/要不変」と「改善/改悪」を考える」について松田稔樹先生(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授/江戸川大学情報教育研究所客員教授)、「情報科教育と探究的な学びの往還―高校での実践事例からの検討―」について野村泰朗先生(埼玉大学教育学部准教授・STEM教育研究センター長/江戸川大学情報教育研究所客員教授)にご講演いただきました。
また、「情報Ⅰの授業実践」について小川諒大先生(昭和女子大附属中学校・高等学校)、武善紀之先生(日出学園中学校・高等学校)、谷川佳隆先生(千葉県立船橋啓明高等学校)の3名の先生方から、ご報告いただきました。
本学情報教育研究所からは、玉田和恵教授、山口敏和准教授、小原裕二准教授、松尾由美講師、上西秀和助教の5名が、「情報Ⅰに対応した大学でのICT問題解決力育成」について発表しました。
パネルディスカッション「情報Ⅰが始まって、授業はどう変わったか?」では、高等学校現場の先生方から実践を踏まえた提案と議論をいただきました。また、終了後に意見交換会を開催することができました。
対面での参加者の方からは、「講演者の方々と近くでコミュニケーションでき、単純に講演を拝見しているだけでは得られない貴重な機会だった」と、対面の研究会ならではの良さを評価いただきました。また、オンラインでは日本全国から多数ご参加いただき、「対面に参加できなくてもオンラインで最新の知見が得られるのは地方に住んでいる者にとってはありがたい」とのお声もいただき、対面とオンラインで開催することの意義や可能性を感じました。
松田稔樹先生(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授/本学情報教育研究所客員教授)
野村泰朗先生(埼玉大学教育学部准教授・STEM教育研究センター長/本学情報教育研究所客員教授)
小川諒大先生(昭和女子大附属中学校・高等学校)
武善紀之先生(日出学園中学校・高等学校)
谷川佳隆先生(千葉県立船橋啓明高等学校)
パネルディスカッションの先生方