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2024.09.20

情報教育研究所主催「第12回サイエンスセミナー」が大盛況のうちに終了

情報教育研究所は、8月5日(月)に「第12回サイエンスセミナー 2024 in 江戸川大学」を開催しました。近隣の子どもたちをはじめ、高校生や地域の方々に多数ご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。

「五感でたのしむサイエンス」をテーマに、3Dペンや3Dモデリング、ドローン操縦、ロボットプログラミング、VR/MRなどの体験や、大学の研究室で使用されているロボットやロボットアーム、3Dプリンタ等の実演、AI音楽クイズを使った研究紹介、英語のWord Huntコーナーなど、様々なプログラムを実施しました。

今回初めての試みとして、小学生を対象にロボットプログラミング教室を開催しました。身近なものを組み合わせ、「小学生ロボコン」への出場基準を満たすロボットを製作しました。講師は野村泰朗先生(埼玉大学STEM教育研究センター代表/江戸川大学情報教育研究所客員教授)が担当し、近隣の小学生や系列校の江戸川学園取手小学校から多くの子どもたちが参加しました。ロボットの製作後、埼玉大学で行われる小学生ロボコン2024の予選会への参加を検討する小学生もいました。

幼児・小学生向けデータサイエンス教室では、松尾由美講師(メディアコミュニケーション学部情報文化学科/情報教育研究所研究員)のゼミ学生が講師を務め、ストロー飛行機を工作しました。参加した子どもたちは実際に飛ばして飛距離を計測し、どうすればさらに遠くまで飛ばせるかをデータに基づいて考え、学生スタッフと一緒に試行錯誤を繰り返しました。

高校生による研究発表では、他校の高校生や情報教育研究所の研究員の前で、グループごとに研究内容を発表しました。参加した高校生は、「情報教育研究所の先生方からのアドバイスやコメントを受け、さらに研究を進めていきたい」と語っていました。

高校生向けの3Dモデリングblender入門講座では、山口敏和准教授(メディアコミュニケーション学部情報文化学科/情報教育研究所研究員)のゼミ学生が講師を務め、blenderというソフトウェアを使用し、約40人の高校生が3Dモデリングを体験しました。

高校生研究発表表彰者

■山口敏和准教授のコメント
情報技術が日常でも当たり前に使われ、様々なバーチャル技術が登場する中で、実物に触れながら考える機会を大切にしたいと考え、「五感でたのしむサイエンス」をテーマに今回のサイエンスセミナーを開催しました。来年度は、高校生が研究発表するだけでなく、体験コーナーなども出展できる場にして、来場者同士の交流を促進していければと思います。

小学生ロボコン製作の様子

回路を実際に繋げてみました

データサイエンス教室(ストロー飛行機を飛ばす様子)

学生スタッフが飛距離を計測しました

ロボットを回転させるプログラミングを組み立てます

ロボットを操作してボールをゴールに運びます

広い空間でVR体験

MR(複合現実)を用いてダーツを投げる補助をします

大学の授業で使用するロボットアームの紹介

ロボットの動きを留学生が紹介しました

高校生の研究発表の様子

学生スタッフと一緒に高校生が3Dモデリングを行いました