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2024.06.26

こどもコミュニケーション学科が千葉県立特別支援学校流山高等学園で子どもとの関わり方に関する講義を実施

メディアコミュニケーション学部こどもコミュニケーション学科の教員が千葉県立特別支援学校流山高等学園で子どもとの関わり方に関する出張講義を行いました。

流山高等学園生活技術科では、生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るために、地域の保育園児との交流を行っています。昨年度の実践から「子どもたちとの接し方がわからない」「話しかけるタイミングがわからない」といった課題が生徒から挙がりました。この課題解決の依頼が同じ流山市内にある本学こどもコミュニケーション学科に寄せられ、出張講義が実現しました。

5月24日(金)は村上涼教授(専門分野:乳幼児の発達・保育・子育て)と大塚紫乃准教授(専門分野:発達心理学)が「子どもと関わるポイント」というテーマで講義を行いました。大塚ゼミの学生6名も参加して、子どもと関わる技術として手遊びと折り紙などの実践も行いました。6月13日(木)は吉岡三貴講師(専門分野:音楽学、音楽教育学)が「聴く 聞き出す 伝える ―こどもたちとコミュニケーションをとるために―」と題した講義を行いました。楽器「トーンチャイム」を使いながら、「耳を使う」ということを実践を踏まえて生徒さんたちに体験してもらいました。

講義を受けた生徒の皆さんからは、「素直にリアクションをすることや、子どもに寄り添う大切さがわかった」「子どもの目線に合わせて、話をしたり遊んだりすることを学んだ」といった感想が寄せられました。

今後はこどもコミュニケーション学科の学生がボランティアで月1回程度、流山高等学園の生徒と保育園児との交流のファシリテーター役として関わっていく予定です。

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