2024.04.15
社会学部現代社会学科・川瀬由高准教授(専門分野: 文化人類学・中国研究)が分担執筆した『中国民族誌学:100年の軌跡と展望』が3月20日(水)に風響社より出版されました。
本書は、国立民族学博物館共同研究「社会文化人類学における中国研究の理論的定位--12のテーマをめぐる再検討と再評価」(研究代表者:河合洋尚、2019年度~2022年度)の成果論集であり、広義の中国地域に関する文化人類学の研究史を、20のテーマで纏めた論文集です。
川瀬准教授は、第5章「コミュニティ--ホリズムの実験と非集団論的転回」を担当し、中国漢人研究における非集団論の展開に着目し、これまでの研究の流れと今後の展望を纏めています。
川瀬由高 准教授