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2023.01.17

マスコミ学科・井上一郎ゼミが「大学生の意識調査プロジェクトFUTURE 2022」に参画

メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の井上一郎ゼミ(コミュニケーションビジネスコース)の学生が、公益社団法人東京広告協会主催の「大学生の意識調査プロジェクトFUTURE 2022」に参画しました。

本プロジェクトは、調査の企画・実施・分析など一連の作業を全て大学生が行うもので、博報堂の社員の方々からアドバイスをいただきながら約半年間をかけて作業し、報告書の作成に取り組んだものです。参画したのは、江戸川大学、青山学院大学、駒澤大学、専修大学、千葉商科大学の各マーケティング・広告系のゼミナールに所属する大学生です。

調査結果では、コロナ禍における大学生の友人関係構築プロセスを探ると、そのプロセスが非常に戦略的に構築されていることが明らかになりました。SNSを用いたセグメンテーション、情報収集によるターゲティングとオンライン上の自分を演出するポジショニング、仲良くなりたい相手とは“タイムシェア”戦略で親睦を深め、相手のインサイトを踏まえた1to1コミュニケーションを取ろうとしています。また友人関係構築後には緩やかな繋がりを保ち続けようとするなど、昨今その重要性が叫ばれているCRMとの共通性も見受けられました。こうしたマーケティング思考に則った友人構築プロセスを、コロナ禍における大学生は本能的に実行し、コロナ禍ならではの友人構築を行っていることが分かりました。

調査結果の詳細は東京広告協会のWebページで公開されています。

<参考リンク>