社会学部現代社会学科の中島慶二教授（江戸川大学国立公園研究所所長）が、12月16日（金）・23日（金）に長野県松本市で開催される「上高地集団施設地区再整備基本構想（上高地未来構想）策定に向けた公開ヒアリング」に有識者として招かれ、第1回の16日にプレゼンを行います。

中部山岳国立公園の利用拠点である上高地では、平成26年7月に「上高地ビジョン2014」が策定され、上高地の目指す姿を関係者・関係機関で共有し、その実現に向けて相互に連携・協力しながら取組を推進しています。

また、中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会で取り組んでいる「松本高山Big Bridge構想」等では、上高地のさらなる磨き上げが重要となっています。

現状では、上高地の有する景観や歴史・文化、地形・地質の成り立ちといった価値や魅力を十分に活かし、伝えきれていない現状があり、野生動物対策（クマ・サル等）や梓川河床上昇に係る災害対策など、観光利用者へのリスク周知の具体化も含めた、総合的な取組方針の検討が必要となっています。

上記を踏まえ、中部山岳国立公園管理事務所では「保護と利用の好循環」を実現するため、自然環境と調和した将来のあるべき上高地、とりわけ環境省所管地である上高地集団施設地区の目指す姿を「上高地未来構想（仮称）」として整理する予定です。

今回の公開ヒアリングは、これまで検討してきた構想の概要を示すとともに、各界の有識者が各々の立場から上高地の将来像を語る内容となっています。

■開催日時（全2回）
第1回：12月16日（金）9:30～12:00
第2回：12月23日（金）9:30～12:00

■開催場所
松本市中央公民館（Ｍウイング／長野県松本市中央1-18-1）

■傍聴について
傍聴をご希望の方は、氏名、ご所属、ご連絡先を明記の上、下記まで電子メールにてお申し込みください。お申し込みの際、全２回のどちら（もしくは両方）を傍聴されるのかを明記いただければと存じます。

＜申込先＞
中部山岳国立公園管理事務所　担当：目﨑　
E-mail：NCO-MATSUMOTO@env.go.jp
※申込受付期限（必着）第1回：12月15日（木）12時／第2回：12月22日（木）12時
※中部山岳国立公園の公式facebookページ上で、当イベントの録画記録を配信予定

■お問い合わせ先
中部山岳国立公園管理事務所　担当・目﨑
Tel：0263-94-2024

＜参考リンク＞