2022.11.29
社会学部現代社会が11月24日(木)、「現代社会演習II・実習II」(環境学ゼミナール2年生/担当教員:佐藤秀樹講師)の授業に公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会の消費生活アドバイザー・消費生活相談員を務める樽谷俊彦氏(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社)を招き、特別講義を実施しました。学生は同氏が中心となって開発中の教材を用い、エシカル消費について学びました。
「エシカル消費(倫理的消費)」は消費者が環境や人権に配慮した商品を選択して購入し、日々の生活の中で環境に配慮した取り組みをすることで社会的課題を解決する消費行動を指すものです。
今回の教材は、認証マーク、衣類、食品ロスのテーマやSDGsとの関わりを通じて「エシカル消費(倫理的消費)」を理解し、消費者が社会の課題を「自分ごと」として捉え、環境や人権に配慮した消費行動を促すことを目的として開発されているものです。
学生は樽谷氏の講義と教材のワークを通じて、「なぜ、エシカル消費が必要なのか」や「エシカル消費の具体的な行動へ結び付けるための動機付け」について理解を深めました。そして、エシカル消費を通じた社会課題解決へ向けた取組みの重要性について認識することができました。