社会学部人間心理学科の尾花真梨子准教授（専門分野：発達臨床心理学）が、令和3年度日本カウンセリング学会奨励賞を受賞しました。

奨励賞は、日本におけるカウンセリング学に関する学術的研究と実践的活動を若い会員に奨励するために、優れた研究者ならびに実践者を表彰し、カウンセリング学の発展に寄与することを目的に贈られるものです。

受賞にあたっては、これまでの継続的な研究活動に加えて、当該学会の『カウンセリング研究』に掲載された「自閉スペクトラム症を抱える男子高校生の母親との心理面接過程」に関する事例研究が高く評価されました。

【受賞コメント】
このたび、日本カウンセリング学会奨励賞を頂戴し、大変光栄に思うと同時に身の引き締まる思いがしております。これまで研究と臨床実践を続けてこられたのは、多くの方々のご指導・ご支援のおかげです。また、今回受賞に至った事例研究は、自分の臨床を振り返る貴重な機会となり、論文化を快諾してくださったお母様とご本人様にも、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。今後も皆様にお力添えをいただきながら、子どもたちやその周囲の方々のお役に立てるような研究知見と臨床実践を積み重ねてまいりたいと思います。

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