メディアコミュニケーション学部情報文化学科の玉田和恵教授（専門分野：教育工学、情報教育）が、全国各地の教育委員会から依頼を受け、小・中・高等学校の教員及び管理職を対象に「情報モラル問題解決力の育成」をテーマとした研修を対面形式とオンライン形式で実施しています。

玉田教授は、児童・生徒の情報モラルを育てるためには「情報モラルの本質」「正しい知識と判断のための見方・考え方」「自分事として考えさせる工夫」が重要であるとともに、ネット上で自分好みの情報しか見ることができなくなる「フィルターバブル」に注意しなければならないことを解説しています。そして、具体的な指導例を基に、情報モラル問題解決力を育成するための指導の要点について講義をしています。

GIGA スクール構想により、全国の児童・生徒一人ひとりに PC・タブレット等の配布が完了したため、学校現場では「情報モラルの育成」が最重要課題となっています。新型コロナウイルスの影響により地域の事情は様々ですが、玉田教授は、対面研修が可能な場合は対面、オンライン研修が可能な場合はオンライン、と多様な方法で教員研修を実施しています。

■情報モラル教員研修（対面）
・7 月 28 日（水）：埼玉県・越谷市立川柳小学校
・7 月 29 日（木）：埼玉県・越谷市立増林小学校
・8 月 23 日（月）午前：埼玉県・越谷市立蒲生南小学校
・8 月 23 日（月）午後：埼玉県・越谷市立宮本小学校
・8 月 24 日（火）：埼玉県・越谷市立明正小学校

■情報モラル教員研修（オンライン）
・8 月 17 日（火）：三重県鈴鹿市教育委員会（小中学校教職員）　

■GIGA スクールに向けてICT活用教員研修（対面）
・8 月 2 日（月）：三重県いなべ市東員教育支援センター　
・8 月 19 日（木）：千葉県総合教育センター

■GIGA スクール構想と今後の展開についての教員研修（オンライン）
・8 月 3 日（火）：山形県最上地区小・中・高・養教頭会連絡協議会　

＜参考リンク＞