2021.08.24
メディアコミュニケーション学部情報文化学科の玉田和恵教授(専門分野:教育工学、情報教育)が、全国各地の教育委員会から依頼を受け、小・中学校教員を対象に「情報モラル問題解決力の育成」をテーマとした研修をオンデマンド形式で実施しています。
玉田教授は、児童・生徒の情報モラルを育てるためには「情報モラルの本質を理解させること」「変化すること・変化しないことを認識させること」「修得しておくべき最小限の知識を身につけさせること」が重要であると解説しています。そして、具体的な指導例を基に、情報モラル問題解決力を育成するための指導の要点について講義をしています。
GIGA スクール構想により、全国の児童生徒一人ひとりに PC・タブレット等の配布が完了したため、学校現場では「情報モラルの育成」が最重要課題となっています。新型コロナウイルスの影響により対面研修が困難になるなか、全ての教員を対象に研修を行う必要性があることから、いつでもどこからでも研修が受けられるオンデマンドによる教員研修の依頼が多く寄せられています。地域・空間・時間の制約を越えた研修の可能性が広がっています。
■オンデマンド形式情報モラル教員研修開催地
・東京都北区(2021 年夏季研修)
・大阪府箕面市(2021 年度夏季研修)
・埼玉県上里町(2021 年度 4 月~)
・和歌山県紀の川市(2021 年度 4 月~)
・群馬県みどり市(2021 年度 4 月~)