2021.06.11
変化の激しい時代において、新たな価値を創造していく力を育成するために、高大接続改革の取組みが注目を浴びています。また、Society 5.0 に向けた人材育成のために STEM 教育(Science, Technology, Engineering, Mathematics 等の各教科での学習を実社会での問題発見・解決にいかしていくための教科横断的な教育)の必要性が叫ばれています。
メディアコミュニケーション学部情報文化学科の山口敏和ゼミ(情報デザインコース)では、千葉県・日本体育大学柏高等学校理科部(顧問・熊井允人教諭)と連携して STEM 教育をテーマに、高大接続の合同ゼミを開始しました。5 月 6 日(木)にはキックオフミーティングを開催。授業期間中に定期的なミーティングを開き、夏季休業期間には集中ワークショップなどを開催する予定です。
キックオフミーティングでは大学生から高校生に、一緒に取り組むテーマとして以下のような内容が提案されました。
・3D モデリング→3D スキャナ、3D プリンタを活用したオリジナル作品を作る
・プログラミングでドローンを動かす、ロボットを動かす(ロボコン企画)
・オリジナルゲームを開発する
高校生は大学生からの提案を聴き、興味を示し、これから大学生とともに実践する活動への期待で胸を膨らませたようです。また、大学生は、これまで学んできたことへの理解を深め、ゼミでの制作活動を進める意欲をさらに高めています。