2020.03.18
メディアコミュニケーション学部マス・コミュニケーション学科の内藤和明ゼミは、テレビ番組や映像コンテンツ・映像表現の研究を行っています。ゼミ生は 卒業までの 2 年間をかけて短編の海外ロケ映像作品を制作します。3 年次のゼミスタート時からリサーチを開始。企画立案からロケ実習までを 3 年次修了までに行います。4 年次は撮影した映像素材に編集と MA ※の作業を行い、作品を完成させます。
※既存の映像に効果音や音楽、ナレーションなどの音をミキシングし、編集後の映像に貼り付けること。
今年度は、「ハワイ・ライフスタイル・フォト・アワード」にゼミ生が挑戦する姿を追うという企画で海外ロケ映像作品を制作します。そのため、2 月に常夏のハワイでロケ実習を行いました。このフォト・アワードは、毎年出されるテーマに沿ってハワイの魅力を撮影した写真で競うものです。今年のテーマは「Natural Hawaii」(未来に残すべきハワイ)。ハワイの様々なスポットを巡り、応募作品の撮影に全力で取り組む内藤ゼミ生を撮影しました。そんなハワイでの様子を、内藤ゼミ生が本ウェブサイト内で 3 回に分けて紹介します。
レポート Ⅱ となる今回は、2 日目、3 日目です。
※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現在は学生・教職員の渡航を原則禁止しています。
この日は、「マカイリサーチピア」「メモリアルパーク」「タンタラスの丘」の 3 スポットのロケハンを行いました。
それぞれのスポットへ実際に行ってみると、どの場所も事前リサーチでの想像をはるかに超えた素晴らしいロケーションでした。そこであらかじめ考えていた構図をすべてリセットし、新たなアングルでどのように写真を撮ればいいのかを考えました。その後、宿で食事を済ませ、夜のミーティングでそれぞれの役割や予定を再確認しました。ロケハンを踏まえて各自意見を交わしながら本番に向け様々な修正を加え、就寝したのは午前 2 時過ぎ。明朝からはいよいよロケ本番です。
マカイリサーチピア
メモリアルパーク
タンタラスの丘
ロケ当日。
最初のロケ場所はハワイ語で天国の海という意味を持つ「ラニカイビーチ」。アメリカのビーチでベスト 1 に選ばれたこともある美しいビーチです。真っ白な砂浜とワイキキビーチとは違った深い青色の海に感動しました!
撮影を始めたのも束の間、太陽が分厚い雲に隠れてしまい、海の色に変化が。先生からもっと雲の動きを見て撮影順を考えるように厳しく注意され、撮影における光の重要性や状況判断の難しさを痛感しました。このままいても雲の動きから最適な太陽光は得られないという先生の判断で、もっと撮影したかったという思いを残し次のスポットへ。
次のスポットは 1 日目にロケハンしたワイキキビーチ周辺。ここでは「日本人がいつでも気軽に楽しめるハワイを永久に残したい」という思いを込め、浴衣を着てワイキキを楽しむゼミ生を撮影しました。オアフ島の代名詞カラカウア通りを歩く浴衣姿の日本女性はどのように写真に収まったのでしょうか。
息をのむ美しさのラニカイビーチ
浴衣姿でカラカウア通りを歩くゼミ生
浴衣姿でシェイブアイス!
朝早くから始まった撮影も日が落ちるころには無事終了です。動画を録ることとはまた違った、テーマに沿った写真を撮る難しさと、写真撮影に挑戦する内藤ゼミ生の姿を撮影するという初めての試みに多くの失敗を経験し、様々な後悔と反省、課題が残った一日でした。
<実習 1 日目のレポート>
マスコミ学科・内藤ゼミ海外ロケ実習 in ハワイ