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2019.11.21

情報教育研究所教員が私立大学情報教育協会教育イノベーション大会で教育提言

公益社団法人私立大学情報教育協会「私情協 教育イノベーション大会」が、2019 年 9 月 4 日(水)から 6 日(金)に行われ、情報教育研究所の教員が問題解決力を育成する情報教育についての提言を行いました。私立大学情報教育協会では、「社会で求められる情報活用能力育成のガイドライン」を大学卒業時に全ての学生が修得しておくべき学士力として提案しています。近年、Society5.0 時代に向けて大学教育においてもデータサイエンスや AI などを適切に活用できる人材を輩出することが求められているため、それに対応したガイドライン改定が議論されました。
5 日(木)に開催された「分科会:D 」では、玉田和恵教授が同協会情報教育研究委員会情報リテラシー・情報倫理分科会主査として「社会で求められる情報活用能力の育成に向けたモデル授業の理解と実現に向けた対応策の考察」という題目で大学生の問題解決力を育成するための提言を行い、パネルディスカッションでは、活発な議論が行われました。
また、6 日(金)の一般発表では、神部順子教授が「ファシリテーター活動を通じた大学生の問題解決力育成」、山口敏和講師が「データサイエンス教育を実現するための統計教材の開発」、小原裕二講師が「大学新入生のプログラミング教育に関する意識調査」についてそれぞれ研究発表を行いました。

■「ファシリテーター活動を通じた大学生の問題解決力育成~小学生へのプログラミング教育での実践~」
神部順子・小原裕二・山口敏和・玉田和恵(江戸川大学)、松田稔樹(東京工業大学/江戸川大学)

■「データサイエンス教育を実現するための問題解決型統計教材の開発」
山口敏和(江戸川大学)、竹村徳倫(東京工業大学)、小原裕二・神部順子・玉田和恵(江戸川大学)、松田稔樹(東京工業大学/江戸川大学)

■「私情協ガイドライン到達目標Cの指導を目指した大学新入生のプログラミング教育に関する意識調査」
小原裕二・玉田和恵・神部順子・山口敏和・八木徹(江戸川大学)、松田稔樹(東京工業大学/江戸川大学)

<9 月 5 日(木)分科会:D >

玉田和恵 教授

パネルディスカッションの様子

<9 月 6 日(金)一般発表>

神部順子 教授

山口敏和 講師

小原裕二 講師

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