海外研修
語学研修(オセアニア)
・クラス分けについて
私は、日本人に多い、リスニングやスピーキングよりもリーディングが得意なタイプであり、グリフィス大学で1 ヶ月間授業を受けるクラスを決める、プレースメントテストは、リーディングで行われたため、最初に割り当てられたクラスの授業にリスニングとスピーキングの面でついていけず、1 週間授業を受けたのち、1 つ下のクラスに下げてもらった。
その1 つ下のクラスでは、グループワークにも積極的に参加でき、先生の指示も理解できたため、そこが自分に合ったレベルのクラスだと感じた。結果的に最初の1 週間はあまり成長できなかったと感じているので、グリフィス大学のプレースメントテストに、リスニングとスピーキングのスキルを問う問題も追加すべきだと感じた。
・英語の成長について
私は海外に行った経験が無く、海外ドラマや洋楽も聞かないので、オーストラリアに行く前は、授業やTOEIC対策でしか英語を聞いたことがなかった。また、英語を話す機会もなかったため、研修中は、特にリスニングとスピーキング面で大きな成長を感じた。さすがに1 ヵ月では、ネイティブに匹敵するレベルには達しえなかったが、食事の時は、ホストファミリーと会話を楽しみ、1人で出かけたときは、店員や駅員に質問できるくらいには上達した。
また、単純なスキルアップ以上に収穫を感じているのは、スピーキングとリスニングに対して、行く前よりも強く関心を持っていることである。行く前は、英語を全く聞き取れなかったため、海外ドラマや洋画を見る気にもなれず、英語を聞くことにかなり抵抗があった。しかし、帰国した今は、研修による1 ヵ月の海外経験で、基本的な会話は聞き取れるようになったため、英語を聞くのにあまり抵抗がなくなった。環境により、強制的に英語耳の基礎を作り上げられたので、今後のリスニングとスピーキングの上達の足掛かりになると感じた。
・今後、海外研修に参加する人へのアドバイス 日本とオーストラリアの生活の違いとして、 まず、時間の感覚が挙げられる。オーストラリアは夜の感覚が早く、午後6時ごろには、ほとんどの飲食店が閉まっている。バスも夜の8時ごろに終バスが出てしまうため、夜遅くまで外出するときは注意が必要である。また、研修中、一度だけウーバータクシーを利用した。すぐに来てくれて便利だったが、値段がそれなりにするため、バスが無くて歩くには遠い距離の時に、最終手段として利用することをお勧めする。
次に、食事に関してであるが、私の場合は、朝と昼はサンドイッチ。夜はホストファミリーが、パスタやラザニアなどのイタリア料理や、タコスやブリトーなどのメキシコ料理を出してくれた。予想していたほど悪くなかったが、やはり日本の料理の方が自分には合っていると感じた。おすすめは大学内にある、メキシコ料理屋のブリトー。また、物価が高く、特に飲み物が日本の3〜5倍くらいするため、水筒は必須である。
・まとめ
グリフィス大学の周りは治安が良く、インフラも整っていたため、日本とのギャップを大きく感じることはなかった。自分は、英語耳の基礎作りとして、また、貴重な人生経験として、この海外研修に参加できて本当に良かったと感じた。もっと話せるようになりたかったという悔しさもあるので、リベンジも兼ねて、必ずもう一度、オーストラリアに行こうと思う。