図書館・研究活動
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ブックハンティング

2018年度開催ブックハンティング実施報告(4回実施)

第12回・第13回ブックハンティング報告


 図書館で積極的に取り組んできたアクティブラーニング推進活動の一つの柱として、ブックハンティングがあげられます。今年度は特に、教員向けの授業支援・学生向けの学習支援両方の強化をねらい、試験的にブックハンティングの回数を増やしました。

  • 4月27日(金) 経営社会学科 小林 至先生 演習実習9名 3限
  • 6月21日(木) 経営社会学科 小林 至先生 基礎ゼミ12名 2限

 1回目は経営社会学科小林先生の演習実習履修生、2回目は基礎ゼミ履修生が参加し、研究関連分野の書籍を選書しました。授業時間内での実施で、資料の受入基準は研究、学習のための資料に絞った上で冊数に制限を設け、じっくりと時間をかけて初めての選書に臨んでもらいました。

 参加者の皆さんは始まった最初は戸惑いがちで、スタッフに「選び方がよくわからない」などと質問をされていましたが、小林先生の授業の内容を思い出して、関連するジャンルの本、またその本から同じ著者、同じテーマのものを探してみたり、今自分が知りたいこと、興味があることについて書かれた本がないか等、自分の感覚で選書をしてみてくださいとお話したところ、一人で真剣に書架に向かい合い、一冊ずつ手に取って確認しながら慎重にリストアップをはじめたり、また友達同士で、本を片手にリストに上げるかどうかを検討し合う様子が見られました。

 今回は館内展示はせずそのまま配架し、ブックハンティングの参加者がOPACで請求番号を確認して、自ら選書した本を探し出し、カウンターで貸出手続きをするまでが課題となりました

第14回ブックハンティング報告


  • 7月6日(金) こどもコミュニケーション学科 波多野 和彦先生 3限 24名

 3回目のブックハンティングは「こども教材開発論」の授業の一部として、履修者24名を、12名ずつ2グループに分けて実施しました。
こども教材開発論の授業支援は、波多野先生と図書館との連携の下、3年にわたって継続的に実施してきました。この授業の目的は、参加者が「保育者」としての視点で、こども向けの教材を選定すること、ブックハンティングをきっかけとして専門文献調査の入口とし、保育に携わる者としての意識をより高めることにあります。

 選書本は、学園祭前に図書館2Fネコモンズ内に展示され、そこまでが授業の一つの流れです。お勧めの本のポップ作成やペーパークラフトで、可愛らしく飾り付けた展示は、毎年利用者の目を引きつけ、笑顔を誘うコーナーになります。もちろん展示図書の貸出も可能で、学生が保育実習に持参するケースも増えています。
 貸出期間は2週間ですが、図書館HPにてOPACを利用して延長手続きが可能です。もし実習期間が2週間以上におよび、延滞が予想される場合は、自分のスマホやPCで延長手続きを勧めています。図書館の資料を保育・教育実習、就職活動等で、学生に幅広く活用してもらうことを目的としています。

第15回ブックハンティング報告


  • 8月2日(木)現代社会学科 崎本 武志先生 2限 
    旅行業務取扱管理者講座受講者 10名

 第4回目の実施は、崎本先生の旅行業務取扱管理者講座の一環として、受講学生が参加し、観光、公共交通、宿泊施設等、もし自分が旅行業界に進むなら、そのためにはどんな資料が有益なのか、という視点で選書をしていただきました。「自分の立場では今この本が読みたいけれど、今後他の人の役に立つかな?」と話しながら、熱心に旅行関連の書棚の前で本を眺める姿が印象的でした。
 資格取得に役立てるための分野の書籍ですが、問題集やテキスト等はさておき、読み物としても十分に面白く、他の利用者にとっても興味を引くような内容です。地図、歴史、街歩き、世界遺産、旅行記など、冊数は60冊を数えました。
 2020年の東京オリンピック開催、大阪万博に向けて、訪日外国人客の受け入れ(インバウンド)を進める中で、旅行業務取扱管理者のニーズが高まっていくことは十分に予想されます。受講者の試験合格を祈るとともに、関連資料収集のバックアップ、学習の場所としてのサービスを提供します。利用者には図書館をフルに活用していただきたいと思います。

2017年度ブックハンティング 開催報告

第11回 こどもコミュニケーション学科 波多野先生/山路先生


7月7日(金)、こどもコミュニケーション学科、こども教材開発論の授業の一環として、同学科3年生35名の参加でブックハンティングを実施しました。例年通り、紀伊國屋書店流山おおたかの森店にて、合計で209冊の図書を選びました。今回は参加人数が多く、10数人ずつの班を3つ、3回に分けて行いました。参加者の皆さんが熱心に本棚を眺めながら、お目当ての本をリストアップしていたのが印象的でした。
昨年度は、絵本や幼児書が中心の選書になりましたが、今年度は教育法、こどもの発達、障がい者教育についての専門書や、保育園・幼稚園の実習現場で役立つ実践書など、より専門性に特化した選書内容となりました。
選書した本は参加者にお勧めの本のポップ作成もお願いし、学園祭前に図書館2Fネコモンズ内に展示され、華やかで目を引くコーナーになりました。もちろん展示図書の貸出も可能ですので、ぜひご利用ください。


2016年度ブックハンティング 開催報告

第9回 前期 こどもコミュニケーション学科 波多野先生


7月8日(金)、こどもコミュニケーション学科の授業の一環として、同学科3年生による前期ブックハンティングを実施しました。紀伊國屋書店流山おおたかの森店にて、19名の学生さんが参加、合計で172冊の図書を選びました。「図書館に置く本を、自分で選べるのが良かった。」等の意見が寄せられました。
今回は特に、赤ちゃんや小さな子ども向けの絵本を中心にした選書になり、ブックハンティングコーナーは今までにない可愛らしさで、利用者の皆さんが思わず足をとめて見入ってしまうほどでした。こどもコミュニケーション学科の皆さん、授業や実習で、今回購入した本をどんどん活用してくださいね。

第10回 後期 マス・コミュニケーション学科 清水ゼミ


1月29日(火)、マスコミ学科清水ゼミ3年の学生さん達を対象とした、後期ブックハンティングですが、マスコミ業界をめざして出版学を学ぶ皆さんに、書籍の流通や出版社の事情について、清水先生が丁寧に説明していらっしゃったのがとても印象的でした。4名のゼミ生が参加し、52冊を購入しました。
今回はゼミの一環として、参加学生自身がコーナーのレイアウトを決めたり、背景やおすすめ本のポップを作成して貼ってくれました。センスあふれる配置で、利用者の目を引くだけではなく、資料の貸出数もとても多いのです。
今回は、清水ゼミで編集した雑誌『KOFUKU』も一緒に、コーナーに展示していただきました。まるでプロのように充実した内容で、本当に素敵なんです!ぜひ手に取って見てください。図書館から強くおすすめします。


第8回 ブックハンティング開催報告

7月9日(水)に紀伊國屋書店流山おおたかの森店にてブックハンティングを実施しました。今回は5人の学生さんが参加して、合計で189冊の図書を選びました。

今回も学生さん自身が店内を見てまわり、入門書から専門書、実用書、今話題の小説など幅広く選書してくださいました。参加者からは「書店には面白そうな本が多く、次々選んでしまった。」等の意見が寄せられました。

選書された図書はカウンター前、ブックハンティング図書コーナーに展示しています。選書した学生さんのアピールコメントも展示して、多くの学生さんのご利用をお待ちしています。
ご協力いただいた皆さんありがとうございました。


第7回 ブックハンティング開催報告

今年のブックハンティングも、前年と同様に紀伊國屋書店流山おおたかの森店のご協力をいただき実施しました。今年は6人の学生さんに参加していただき、1時間半かけて、196冊選びました。皆さん広い店内のたくさんの図書の中から真剣に選書してくれました。

参加者は
「すごく楽しかったです。本を選ぶ際、自分の好みで本のジャンルが偏ってしまったかと心配ですが、他の人にも私が好きな本を好きになってほしいです」
「本選びはあっという間に感じました」
「予想以上に本を選べて楽しかった。」
等の意見が寄せられました。

ブックハンティングで、学生の皆さんに選書して頂くことにより、ほかの利用者の皆さんにも図書館を身近に感じてもらえるのではないかと思います。

図書館では毎年ブックハンティングを実施しておりますので、興味のある方はHPや館内ポスターをチェックしてみてください。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております!