研究所・センター
基礎・教養教育センター

教員紹介

市村 由起

基礎・教養教育センター 准教授
博士(学術)

社会人を経て、カナダの大学院で教育工学を学び、研究をはじめました。特に、インストラクショナルデザイン(ID)を専門に研究しています。それ以前はテレビの報道ニュースやドキュメンタリーの取材記者をしていました。その経験から、自分自身で主導すればいつからでも学びは進化を後押ししてくれると実感しています。これまで複数の大学で、情報基礎科目や初年次科目を担当し、テクノロジーを活用した大学での学びの技法の教育に携わってきました。

研究分野:教育工学
専門分野:インストラクショナルデザイン


勉強しても効果が感じられなかったり、モチベーションが上がらなかったりすることはありませんか?教育工学は、学びの様々な課題を解決し、教育の効果を高める方法を研究する分野です。ICTを活用した学習環境や、学習の質を向上するための技法、ツールの開発を行い、実際の授業や学習支援に活かすことを目指しています。中でもインストラクショナルデザイン(ID)は、学習の効果、効率、魅力を高めるために、教育の内容や方法を分析に基づいて設計します。

専門分野の魅力・学ぶ上で大事なこと


IDは、教える人が支援のために使う道具ですが、これを学ぶ人自身が自分の学びに応用すると、効果が期待できます。IDの設計で大切なのは、「どこへ行くのか?」「たどり着いたかどうかをどうやって知るのか?」「どうやってそこへ行くのか?」という3つの質問です。多くの人は、最初に「どうやってそこへ行くのか?」という方法を考えがちですが、その反対でゴールから逆算して学びをデザインすることが、鍵となります。

研究テーマ


オンラインコースや大学の授業の設計と評価について研究しています。これまでに、誰もが世界の有名大学のコースを学べるMOOCs(大規模公開オンラインコース)の設計について研究してきました。
IDでは、さまざまな手法を体系的に整理し、モデルや理論といった「道具」として活用します。例えば、モチベーションの課題がある場合は、その問題に適したモデルを選び、内容を変更するといったように、目的に応じて適切な手法を選択・活用しながら設計を行います。

最近の研究活動


大学1年生の授業設計では、アンケート調査や学習データをもとに、目標と現時点のギャップを分析し、そのギャップを埋めるための課題の設計に取り組みました。その結果から、学習する人自身の学びへの取り組みや関与が高まることを目指した授業設計の研究をしています。

担当科目


アカデミック・スキル演習IA、 アカデミック・スキル演習IB、アカデミック・スキル演習ⅡA、アカデミック・スキル演習ⅡB、 情報リテラシーI、情報リテラシーII