研究所・センター
基礎・教養教育センター
基礎・教養教育センター 准教授
博士(工学)
私が専門とする「情報環境学」は、人間その他の生物をとりまく音や光や社会環境など広い意味での「情報」が、物質やエネルギーと同じように生物に影響を及ぼすことに着目し、こころの問題と物質の問題とを切り分けずにあつかおうとする学問分野です。例えば、テレビアニメやゲームなどで強烈な光の点滅を目にすると、未成年者を中心にけいれん発作や意識障害を引き起こすことがあります。また幼い子ザルを群れから長期間隔離すると、アンフェタミンという薬物を投与したのと同じような精神疾患に似た行動を示すようになることが知られています。これらの現象に注目し、生物や人間にとって望ましい情報と有害な情報とを客観的に見分け調べることを目指しています。
研究テーマに必要な技術や知識があれば、それまでの専門分野にこだわらず身につける必要があります。それが苦労でもあり面白さでもあると思います。
音が私たちの心身に及ぼす影響を社会的に応用するための橋渡し研究をテーマとしています。
音声を活用した学修改善の可能性を調査しています。
アカデミック・スキル演習、情報活用論基礎、人間学演習
高校生・大学生時代は、美術部、漫画サークル、弓道部などで活動していました。
現在は、インドネシアのガムラン音楽やブルガリアの合唱など民族音楽の演奏を楽しんでいます。