教職課程と学科の勉強と部活動をすべてこなす方法






メディアコミュニケーション学部情報文化学科
2023年3月卒業 E.T.さん
教員採用試験合格(高等学校英語科)

教職課程を履修しようと思ったきっかけは?

教職課程を履修しようと思ったきっかけは、中学生の時の担任と高校の部活動の顧問が私の恩師であり、お二方のように生徒と向き合い、人として成長させてくれる教員に憧れたからです。そのため、履修を決意しました。英語を選んだ理由は英語が得意だったことと、海外の文化が好きでそれを子どもたちに伝えたいと思い選びました。

教職課程で印象に残っていること、大変だったことは?

教育実習が最も印象に残っています。教材研究から指導案作成、授業中に話す原稿の作成を毎日のようにしていて、睡眠時間がなかなか取れなかったです。しかし、その間辛いなとか辞めたいと思ったことは1度もなかったです。教育実習の最後に生徒から感謝の言葉をもらえて頑張ってよかったと思いました。

教職課程と学科の勉強と部活動の3つをどのようにしてやり切った?

「授業は必ず出席する、課題を期限内に提出するのは当たり前だ」という考えを常に持って学生生活を送りました。実際にした工夫としては、授業の課題や部活動で、やらなければならないことを先延ばしにせず、一つずつやることと、忘れないようにメモを取ることをしていました。これらを習慣にするまで続けると後は何も苦労せず出来ました。

教員採用試験の対策は?

試験勉強を始めたのは2月からでした。まず初めに過去問から出題傾向と問題形式を分析し、それから教育用語などを暗記するためにノートを作り、自作の参考書を作りました。集団面接の練習は試験の1ヶ月前から始め、予想される質問内容についての要点をまとめました。2次試験の対策は高校時代の恩師に個人面接と模擬授業の練習をお願いしました。

教職課程で得られたものや学べてよかったと感じることは?

学べて良かったと思うのは、生徒を理解して授業を作ることです。生徒の教科に対する理解度や授業への集中力、何をしたら興味を持ってくれるかなどは授業を作る上で常に考える必要がありました。この教えから生徒に対してだけでなく、どんな相手に対しても理解することの重要さを学びました。

教職課程の履修を考えている学生へメッセージ

教職課程を履修すると他の学生より多くの授業を履修し、より大変な大学生活になると思います。しかし、学生のうちに大変なことを経験していれば、将来教員になっても、ならなくても社会に出た時にやり遂げたという実績と経験が自信となり、どんな困難も乗り越えられると思います。自分自身の成長のためにも履修してみてください!