図書室・研究活動
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江戸川大学は教育理念として「人間陶冶」を掲げ、それを具現化するための教育目標として「国際化・情報化へ対応した」「幅広い職業人の養成」を謳っています。これらは学校法人江戸川学園の教育理念や、本学が開学から社会における役割を念頭に置いて醸成してきた教育を形としたものです。そして、江戸川大学における国際化への対応を具現化した象徴ともいうべき最大の特徴として、開学以来継続して授業として実施してきたニュージーランドへの海外研修が挙げられます。2023年度までに6,100人以上の学生を派遣し、語学の重要性への気づきを与え、異文化理解による視野の拡大を果たしてきました。
「国際化」を標榜する際、教育面でその裏付けとして挙げられるのは、たとえば語学力の養成、コミュニケーション能力を鍛えるための経験を積ませること、海外研修の事前・事後サポートとしての科目が体系的に配置されていること、外国人留学生の受け入れの促進等が想定されます。研究面では、研究者の交流・国際学術会議の開催等が挙げられます。このような多方面にわたる国際化への対応を全学的に推進するため、2018年度に、国際化推進の視点で関連していた委員会を統合し「国際交流センター」を設置し、集約検討できるように体制を整えました。同年9月には、国際交流センターが中心となり、「江戸川大学国際化推進ビジョン2018」を策定しました。
国際交流センターでは、日本を取り巻く最新の状況を鑑みながら、江戸川大学が掲げる教育目的に照らして「国際化推進ビジョン」を毎年度点検しながら整備し、その実現に向けた取組みを継続して参ります。
江戸川大学国際化推進ビジョン2024
現代はグローバル化が止めどもなく進行していく時代です。こうした現代世界に生きていく若者には、世界の英知に学び多様な考え方や異文化を理解して世界の人々と協同していくための基礎的な力をつけることが必要です。そのために本学は、世界の事実上の共通言語である英語の運用能力を向上させ、また国の内外で学習する多くの機会を提供したいと考えます。併せて本学を、日本各地と世界から、熱意とエネルギーに溢れた多様な若者たちと教職員が集まる学園に作り上げたいと考えています。これらの考えにもとづき、2024年は次のような目標をたて、着実に計画を進めるものです。
1.留学生受け入れのための教育基盤・環境の整備
2.アジア太平洋地域の提携大学との交換留学や学生交流の促進
3.英語力の強化と長期海外留学に学生を送り出せる環境の整備
4.海外研修プログラムの多様化と充実
5.学術交流・研究交流の促進
場所:A棟1階(国際室)
メール:incen@edogawa-u.ac.jp
電話:04-7152-9904