研究所・センター
こどもコミュニケーション研究所

こどもコミュニケーション公開講座

2018 こどもコミュニケーション研究所主催 第 2 回公開講座
「いただきます(劇場版)」上映会&懇談会の実施報告

平成 31 年 2 月 9 日(土)にて、テーマ『子どもはみんなの宝~健全な食を通して~』のもと、「(劇場版)いただきます」映画上映会を企画・実施しました。小学生や乳幼児を連れたご家族、写真家や主婦、保育士をめざす学生などの幅広い職業や年齢層の約 50 名の方々が参加しました。今回は、事前申し込みが定員を超えるほどありました。

映画は、絵本「はなちゃんのみそ汁」のはなちゃんが通った福岡県の高取保育園が舞台で、はだしで駆け回り、竹馬で遊び、自分たちが飲むみそ汁のみそを毎月 100 キロつくる 5 歳児の元気な姿と、みそ汁、納豆、玄米、野菜の和食給食をおいしそうに完食する笑顔が印象的でした。アレルギー園児の解決策を食の在り方に探る姿勢に共感が広がり、映画終了後の懇談会では、発酵学の大瀬由生子さんを囲んで感想や質問を語り合い、温かいコミュニケーションを深めることができました。
参加者アンケートでは、「食の大切さをしみじみ感じ、自分の家の食卓を見直そうと思いました」「みそ汁をごくごくする赤ちゃん、心がぽかぽかして元気がでました」「アトピー薬を塗るのではなく、からだの中から治す、すごく当たり前なのに感動しました」「なかなかあのように素直にしあわせな子どもの顔や手足の映像を撮るのは難しい。監督のまなざしを感じました」など、それぞれの心に残る公開講座となったことが伺われました。