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防災等危機管理委員会
教職員合同の防災訓練を9月9日(月)、9月19日(木)の2日間に分けて実施し、教職員合わせて150名が参加した。両日とも火災と大地震を想定した総合訓練を行ったほか、部分訓練として救助袋を使用した避難を体験した。
今回は震度7の地震発生後、A棟2階非常勤講師室から火災が発生した想定で、サブグラウンドへ避難するための訓練を行った。
訓練開始前に委員長及び大学事務局長より、訓練の重要性と心構えについて説明があった。
避難者を誘導する道や、要救助者の運び方、AEDの置き場所や使用方法等、訓練時だけではなく、日常の中に防災への認識を高めながら過ごしていくことが大切だと感じることができた。
全体訓練後に部分訓練を実施した。訓練内容は救助袋(垂直式)の使い方であった。
救助袋の出し方、扱い方の説明を受けた後、降下訓練を行った。救助袋の素材が滑りにくく、下りるまでにかなりの時間が必要であることを体感することができた。大人数での利用には不向きであり、火災発生時に速やかに外へ避難することがまずは最重要であると改めて認識することができた。
参加者からは警報が予想以上に大きく、自衛消防隊の間での連絡のやり取りに支障が出るといった声が寄せられた。警報は自動的に作動し、また音量の調節ができるものではないため、逆にそうした環境の中でパニックに至ることなく、冷静かつスムーズに対応することが課題となった。
また、日頃から災害を想定して校舎を使用し、危険な場所や安全な避難について教職員が意識を向けておくことで、自衛消防隊の力をより大きく発揮することができると再認識する場となった。