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防災への取り組み

2022年2/10(木)・2/18 (金)防災訓練の実施報告

防災等危機管理委員会

今年度は昨年度に続き、コロナ禍における防災訓練の実施となった。3密を避ける必要もあることから、例年のような専任教職員全員参加での対面訓練ではなく、専任職員によるオンライン訓練を実施した。専任職員以外のメンバーは、ウェブ防災訓練を各自で視聴した。
参加者数は、2/10(大学自衛消防隊)は25人、2/18(専門学校自衛消防隊)は23人となった。

1.オンライン防災訓練について

今回は地震発生後、D棟1階記念学生ホールから火災が発生した想定で、サブグラウンドへ避難する訓練とした。オンライン訓練ということもあり、各自がイマジネーションを共有しての訓練となった。各班の役割や動きを確認しながら進め、訓練の流れとは異なる事態が発生した場合にはどのように対応すればよいか、訓練参加者全員で検討しながら進めた。
また、通常の訓練では他の班の動きを知ることは難しいが、オンラインである特性上、他の班の様子を知ることができたのは大きな収穫であった。実際の災害時には自衛消防隊員が全員揃っているとは限らず、どの持ち場でも動くことができなければならない。その点からも訓練全体を参加者が把握することができたのは、非常時に大きく役立つ経験となった。

2.委員長による防災訓練に関する講話

委員長より、直下型地震が発生した際の学内での危険な箇所、及び比較的安全な建物について説明があった。また、一人ひとりが自衛消防活動として必要な知識のアップデートを日々行いながら、緊急時に迅速に行動できるようにするべきであると説明があった。

3.まとめ

今回の訓練はオンライン訓練ということもあり、落ち着いて班長の話を聞いたり、改善点を検討したりすることができた。自衛消防隊としてやるべきことを、一つひとつチェックできたため、これまでの訓練シナリオの不備にも多数気がつくことができ、次年度へ向けたシナリオのアップデートにも役立つことにつながった。
反省会で、指摘された様々な問題点は次年度以降の訓練で活かす予定である。