江戸川大学の基礎・教養教育は、すべての学生が履修できる共通のカリキュラム(1群科目)※で、専門教育(学科専用の2群・3群科目)を支える基礎学力を育成します。 ※ 一部、こどもコミュニケーション学科を除く
アクティブ・ラーニング・スタジオ
開室中は、いつでも自由に使える自主学修スペースです。一人ひとりのレベルに合った学修を、基礎・教養教育センターの専任スタッフ(先生)やSA(スチューデントアシスタント)がサポートしています。授業の復習や課題についてはもちろん、パソコンの指導やイングリッシュ・カフェの開催、そしてITパスポート試験、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)、TOEIC®、日本語検定などの資格取得に向けたサポートも。また、スタッフによるイベントも好評です。特に人気の「ITパスポート試験講習会」は、資格取得に向けて学生同士で教え合う場にもなっています。
1群科目は3つの領域からなり、専門教育の枠を超えて求められる知識、思考法などの知的スキルを獲得します。人間としての在り方や生き方に関する深い洞察力、現実を適切に理解する力を養い、大学生・社会人としての基礎力の獲得を目標としています。
基幹科目群
「アカデミック・スキル演習」を中心に、本学の教育使命である国際化・情報化に対応する人材の養成のための科目のほか、基礎学問などの科目を設置しています。
❶基礎学力系 ❷英語系 ❸英語系(GSP) ❹留学系(GSP) ❺日本語系 ❻教養科目系
人間力向上科目群
本学の教育理念「人間陶冶(とうや)」の具体的な活動の場として、学生が自ら地域に関わる活動ができる「地域ボランティアプログラム」という科目を設置しています。
❶健康・スポーツ系 ❷地域連携系 ❸文学系 ❹人間学系
就職・資格科目群
自立した社会人になるためのキャリア教育や、中学校・高等学校教諭一種免許状や学芸員など専門分野での就職に欠かせない資格を取得するための科目を設置しています。
❶キャリア系 ❷教職・学芸員資格系
全学生の必修科目である「アカデミック・スキル演習」※では日本語や情報のリテラシー教育を行い、大学での専門的な学習や研究に取り組む技術・能力を身につけます。 ※ 同科目は、こどもコミュニケーション学科では「情報リテラシーI」「情報リテラシーII」「ことばと表現(書きことば)」「ことばと表現(話しことば)」が該当します。
「アカデミック・スキル」とは、大学での専門的な学習・研究に取り組むための、技術・能力のこと。その力は、どんな専門分野でも、そして社会人になっても、皆さんを助けてくれる基礎力です。このスキルが身につけられる科目が「アカデミック・スキル演習」です。
日本語リテラシー
いくつかの文章の連なりの中から、意味・内容のつながり(文脈)を読み取る能力です。資料や物語の文章が説明している内容や、話している相手の細やかな意図を、しっかりと理解するのに役立ちます。
情報リテラシー
「パソコンを操作する・ソフトを使いこなす」「調査から得られた情報を、適切に使う」ための能力です。学習・研究ではもちろん、レポートの作成や、学習成果の発表、グループワークなど、さまざまな場面で活用できます。
小さなステップで着実に
「アカデミック・スキル演習」では、これから何を学ぶのか、どこまで身につけられたのかを「見える化」するしくみを取り入れています。学習内容は小さなステップ(項目)に分けられていて、ステップごとに課題をクリアしていきます。だから、自分の成長を確かめながら、着実に学んでいくことができます。苦手なところがあっても大丈夫。「アクティブ・ラーニング・スタジオ」で、しっかりサポートしています。
対話術としての「論理学」を学ぶ
「教養」とは、自分の枠組みや考え方を越えて、より広い視野からものを考える力です。高いレベルのコミュニケーション能力を獲得するために、「アカデミック・スキル演習」ではさらに「使える論理学」を学びます。
論理学は、自分とは違う考え方や価値観を持つ人ともフラットに関わり合う、コミュニケーションの基礎となるもの。筋道を立てて思考し、議論する技術を身につけて、すべての人と共有できる「正解」を探す対話を楽しみましょう。
2024.04.01現在