社会学部
現代社会学科
現代社会学科 特任教授
修士(社会学)
京都大学卒、慶應義塾大学大学院社会学研究科修了。民俗学を中心に、文化人類学、社会学の手法を使い、日本の民俗文化や新しい文化を研究しています。
民俗学は、日本人の生活の移り変わりを明らかにする学問です。冠婚葬祭や年中行事などの変わりにくい「しきたり」だけでなく、食生活やうわさ話など、どんどん変わっていくものも対象とします。
日常生活を学問にするためには、身の回りのことに対して「なぜ?」という疑問を持ち続けることが大事です。その疑問を深く追究していくための手段が民俗学です。
青森ねぶた祭や富山県各地の行燈の祭りを例に、人々が祭りに熱中する理由を研究しています。また、祭りを利用した観光、スポーツイベントやアートプロジェクトにも注目しています。
研究助成を受けた以下の研究に取り組んでいます。
都市祭礼における「祝祭性」の民俗学的研究(日本学術振興会科学研究費補助金基盤(C):研究代表者、平成31〜令和4年度)
社会調査演習、観光社会学、民俗学、イベントの人類学、現代社会・フィールド研修、現代社会演習、現代社会実習、専門ゼミナール、卒業研究
写真は見るのも撮るのも好きです。また、「JOBANアートラインかしわ」の実行委員としてアートプロジェクトに関わっています。